独り言

　
ずいぶん前のことになるのですが。
会社で上司が
「あ、吉田さん髪にゴミがついてるよ」
って言ったんです。
あー、どこですかね？この辺ですか？などと上司に聞くと
「いや、前の方の…あ、ゴメンちがった。見間違えた」
と、唐突に何でもなかったと話を打ち切ったんですね。
　
んー？
何か不自然ですね。
基本的にこの上司、正直な方でウソが苦手なんですよね。
なので、何かおかしいなぁと思いつつ、「ゴミに見えたけれども、あえて言わない方が良かった」と思うものってなんだろう、と仕事しながら（コラ）、考えてたわけです。
そこで気がついたんですよ！
そろそろ私も30代半ば。
髪に白い物がでていてもおかしくはありません。
っていうか、たまーにあります（泣）。
　
そこで休憩室に行ったときに鏡で確認したところ、確かにパッと見た目は白い糸に見える、所謂白髪的な物を発見したのです！
その白髪的な物、根本は黒いんですよ。
なので、本当に「糸が髪の毛にまじっちゃってる」風に見えたわけで…むぅ。
ぷちっと切ってやりましたけどね。
毛先が白くて根本が黒いってなんだろう。
逆の方が見ますよねー…。
その白くなっている部分が伸びている最中だけもの凄いストレス感じてたとか？
　
まぁ、そんなことで「親切でゴミの事を教えてあげたと思ったのに、実は女性に白髪を指摘してしまっていた」事に焦った上司、だった訳なのです。
…うん、もう少し身だしなみに気をつけることにしよう。