第10回公演「久遠の赤」 | ||
日時 | 2005年10月23日(日) 14:00/17:30 | |
場所 | 門仲天井ホール | |
CAST 朱香/内山良子 神野/竹原康仁 來/七海明美 凪/吉田美千子 STAFF 作・演出/吉田美千子 舞台監督/中西隆雄・金坂友美 照明効果/佐藤多津行 音響効果/常世田雅枝 小道具/内山良子・竹原康仁 制作総指揮/吉田美千子 宣伝美術/七海明美 広報/内山良子 |
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山間に人目を忍ぶようにひっそりと存在する邑(むら)。 たった一人の人間を幸せにするために作り上げられたアンドロイド・凪が目を醒ます。深い眠りから目覚めた凪は、無表情で話す言葉もぎこちなく、どこか浮き世離れしている。 「あ〜あ、オマエはどうしてそうなんだろうな・・・」 この邑をつくった人間が生み出した人間のような感情を持つアンドロイド・來と共に、凪は邑で暮らし始める。 凪の仕事は、邑で暮らすたった一人の女性・朱香と共に生きること。 時に友達のように、時に親のように、時には、いなくなってしまった朱香の兄のように・・・朱香を見守ることが仕事だと云うのだ。 たった二人の人間と二体のアンドロイドだけの邑。 そこに生きる朱香はこの邑から一歩も出たことがなく、それを見守る來は・・・誰かの思いを抱えている。そして常に朱香たちを監視するように現れる神野の影。 「この邑は・・・なにかおかしいです」 『本当の幸せ』にふと疑問を感じた時、アンドロイド・凪の心に何かが蘇る・・・。 凪の脳裏に浮かぶ「一面の赤」と、そこに秘められた想いが、邑に縛られる人々の運命を変えていく・・・。 |
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BACK STAGE |