第6回公演「白い砂」 | ||
日時 | 2003年2月23日(日) 14:00/17:30 | |
場所 | 門仲天井ホール | |
CAST 漣/七海明美 皎・皚/吉田美千子 杳瑚/角地未保子 柊/松山瞳 STAFF 作・演出/吉田美千子 舞台監督/松山孝恭(さかなスタジオ) 照明効果/佐藤多津行 音響効果/常世田雅枝 制作総指揮/吉田美千子 宣伝美術/七海明美 |
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時は未来。 人類は戦争によって荒廃した地上を逃れ、地下に居住地を移して暮らしていた。その中の一つの農村地に、ある日旅人・漣(れん)がやってくる。 全身真っ黒な服装に、冷たい目線、そして首には銀の鎖のネックレス・・・。村の人誰もが敬遠する怪しい旅人に食糧を届けることになった不幸な村人・皎(きょう)は、村の長老の孫である柊(しゅう)の心配を余所に次第に漣と仲良くなっていく。 そこに漣を追ってきたという謎の人物・杳瑚(ようこ)も加わり、騒がしいながらも平和な時間が過ぎていった・・・。 しかし。 穏やかな時間は長くは続かなかった。 皎の暮らす街で収穫の祭が行われている日、突如、大きく地面が揺れた。空が落ち、瓦礫が降る。作り物の地下都市の一部が、壊れ始はじめたのだ。電力が落ちて暗くなっていく世界の中で、漣はむかし別れ別れになった皚(がい)のことを思い出す。漣は皎に語り始めた。自分が何故、この地下都市を旅しているのかを。 「ずっと、探しているものがあるんだ・・・・」 果たして漣の探しているものとは一体何なのか? 皚との思い出に隠された秘密とは? 杳瑚と柊は、崩壊する村を抜け出すことが出来るのか? 皎の決断は・・・・。 |
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