| 第８回公演「薄雲の月」 |  |
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| 日時 | 2004年6月27日（日） 14:00／17:30 | |
| 場所 | 門仲天井ホール | |
| CAST 海月／吉田美千子 蒼／七海明美 浜野／内山良子 STAFF 作・演出／吉田美千子 舞台監督／五十嵐亮 照明効果／佐藤多津行 音響効果／常世田雅枝 制作総指揮／吉田美千子 宣伝美術／七海明美 |
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| 月もない夜･･･。 海岸には、とある病気のせいで主治医・浜野以外には人と関わることのないまま生きてきた海月（みつき）の姿があった。 いつものように海を眺め、月の出ていない空を眺め･･･その夜もいつもと変わらずに過ぎていくはずだった。 が、その夜は何かが違った。 照らすものを失った夜の闇と共に、普段は誰も近寄るはずのない海岸に、黒い人影が･･･。 「こんばんは」 屈託なく笑いかける海月に、人影は云う。 「忘れなさい。ここで見たこと。そして、私と出会ったことも全部･･･」 透けた心の持ち主海月と、虚無と闇に生きる蒼（あおい）。その二人が再び出会った時、薄雲に覆われた月のような海月の心が動き始める。 優しさとせつなさに溢れた珠玉の物語を、ここに･･･。 |
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