脳に咲く ハナの迷路に 座り込み
月影星之介


<解説文>
 【緊急速報!川柳界の貴公子(誰が決めたんだ?)月影星之介、川柳発

表日に謎の失踪!】

(なんだって〜!?)

「(バン!)大変です!上田さん!」

(あなたは、いっつも川柳を回収に来る謎のちっさいおっさん!!どうして、かな

り勝手に僕の家に!?)

「〆切のある職業の人と仕事をするときには、かならず合い鍵を山のようにつく

っておけと、とある足長の編集さんに教えていただいたもので」

(俺は無関係だ!)

「上田さん、今はそんな小さいことを気にしている場合じゃないんですよ?

これを見てください」

(これは・・・星之介の川柳?)

「ええ、今朝原稿を取りに行くとドアの前に貼ってありまして」

(手紙がついてるぞ。え〜と『僕は昨日見た「爆笑オンエアバトル」で応援して

いるお笑いコンビ「ハリガネロック」が、チャンピオン大会だったにも関わらず

ネタをとちっていたので、山にこもります。解説のところには下記の唄を載せて

ください』だとぉ!?っていうか、おまえと「ハリガネロック」にどんな絆があるん

だよっ?それどころか、見てなかった人には面白くもなんともねえじゃねえか!)

「下に数え唄が載ってます」

(『角地未保子数え唄』

  ♪ひとつ ひとより厚底だ〜【靴がね!】

   ふたつ ふたりで暮らしてる〜【既婚者だからね!】

   みっつ 水玉パンツはき〜【見たことないけどね!】

   よっつ 夜にはすっぴんで〜【誰にもみせないね!】

   いつつ ごっちん愛してる〜【友達になりたいんだよね!】

   むっつ 無理して筋肉痛〜【階段あがれなかったね!】

   ななつ なんでも食べまする〜【かどうかわからんけどね!】

   やっつ ヤマメを生で食い〜【野生だね!】

   ここのつこの世を恨んでる〜【ほどほどにね!】

   とおで とおとおとんずらだ【早く帰って来てね!】

 ・・・って、ドンズラこいてんのはおまえのほうだろ〜が!!なんなんだ、この

信憑性のない数え唄はッ!靴が厚くていつも頭ひとつ出てて、既婚者でダンナ

が●●似で、ごっちんが好きで、ダンス練習しすぎて筋肉痛になったのは本当

だけど、パンツが水玉かどうかはわからないぞ!!)

「っていうか、どうしてパンツにこだわるんですか?」

(かあっ・・・)


追伸・「上田くんってムッツリスケベだね・・・」月影星之介
  (かあっ・・・)上田柾流  アンド 謎のちっさいおっさん