天駆ける 薄紅の風 春嵐
月影星之介


<解説文>
 いや〜、春ですねぇ。

 春風亭小朝ですねぇ。(ワケわかんねえよ!)

 花粉症度合いもいよいよ佳境にさしかかってきた昨日明後日(それを

いうなら『今日この頃』だろ!)、月影星之介の『妖怪にばったり会ったら

「なんかようかい?」』のコーナーもかれこれ第1回目となりました。

(日本語間違ってるし!そんなコーナー俺知らないし!)


 「サトラレ」を御存知だろうか。思ったことなんでも他人に悟られてしまう、

ちょっと油断も隙もねえな状態の青年「サトラレ」を主人公した映画のタイトルだ。

この青年の名は、他人が思ったことをなんでも悟ってしまう日本の妖怪「サトリ」

の逆パターンから発送したのではないかと、西麻布の名探偵と呼ばれた

月影星之介は考える。(誰がよんだんだ、誰が!)ダバダ〜♪(ネスカフェ

すんな!)

 では、「サトリ」以外の妖怪をこの逆パターンに当てはめるとどうなるのだろう?

小川で小豆を洗う妖怪「小豆洗い」の逆で、「小豆洗われ」。これは多分、

「小豆洗われ」の持っている小豆を人間が取り上げて勝手に洗ってしまうのだろ

う。それを指をくわえつつ見ていることしかできない小心者だが、ちょっぴりイイ

奴に違いない。「座敷童子」の逆パターンで、「座敷大人」。古い家に住みつき、

家中を走り回ったりいたずらをしたりする大人の妖怪。ちょっと考えただけでも

かなりウザったい。「ウフフ、まだ心が大人になりきれてないピュアなヒトなのね」

なんて言っていられない。「海坊主」の逆パターンで、「海長髪」。最悪だ。

海からヌボボと出てくるだけでかなり迷惑なのに、一昔前の江口洋介ばりの

ロンゲで洗われた日にはもうどうにもならない。

 さて、ここから先は少々難題だ。大声でうわん!と叫ぶ妖怪「うわん」はどうだ?

「うにゃん」か。あまり迫力がないな。「ぬらりひょん」はどう逆パターンに持ち

込めばいいのだろうか?「ドガション!」でどうだろう。意義のある者はいっぺん

この二つの名を声に出して言ってみてくれたまえ。僕がこう命名しようとしたワケが

きっとわかっていただけると思う。二股の尻尾を持つ巨大な猫の妖怪「ねこまた」

は、やっぱり「ねこ今」とか「ねこ今度」とかになるのか。(「ねこまた」の「また」は

「また今度」の「また」じゃねえだろっ!)妖怪「おしろいババア」の逆パターンで

「おしろいジジイ」。いかんな、ただの変態だ。「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みの

「ネコ娘」。逆にすれば「ネコ息子」・・・か。なんだか夜遊びばかりしていそうで

嫌だな。「目玉のオヤジ」は・・・、「お耳のオヤジ」「お鼻のオヤジ」「お口の

オヤジ」などになってしまうのか。鼻がお椀で湯浴みしている図は、息子の

鬼太郎でさえ思わずストレスで吐いてしまうだろう。「僕はお鼻の子どもなん

だ〜!!」とか言って妖怪退治拒否を起こし、武田鉄也演じる妖怪先生に諭

されたりするんだろうな・・・。それはそれで見てみたいが。(見たくないわい!)

だからといって「目玉のオフクロ」。・・・それも嫌だろう。NEW妖怪発掘への

道は遠い。

エセ妖怪研究かまたは西麻布の名探偵・月影星之介
  (まだ言うかっ!)上田柾流