目にゴミが 入り泣き泣き 歩む道
紀之一多
【秋っぽいです】
月影 : ほら。なんか僕、切ない感じがするだろう?泣きながら道を歩くのだ。
上田 : いいから目を洗いなさいよ!!
月影 : ハナも出てきたよ。
上田 : 拭けィ!!ハナ垂らしながら歩くんじゃない!!いい大人なんだから!!
月影 : 耳垂れも出てきたよ。
上田 : それ目にゴミが入ったからじゃないだろ!!病院行けィ!!
月影 : はい。
胡桃 : 今日はどうしました?
上田 : うおぃ!!いきなり医者ァ!?アンタ、どっからわいて出たんだ!?
胡桃 : 患者の居る処、それこそが私の居る処。
上田 : なんだコイツ。無駄に漢字使ってしゃべりやがって・・・!!
月影 : 僕の主治医の胡桃先生だ。
上田 : オマエ、なんかの病気だったのか?脳味噌がチーズケーキになったとか。
胡桃 : あの時は大変だった・・・。
上田 : マジでか!!
月影 : 結局ニューヨークチーズでってことで落ち着いたんですよね?
胡桃 : ええ。ニューヨークならいいかなって云う曖昧な判断で。
上田 : どういう判断だ!!結局治ってないじゃないか!!
胡桃 : 私の医療は人を治す医療ではない。人を救う医療だ・・・!!
上田 : 治せーーーーーーーーーーーーーーーーーいいい!!!いかにも良いこと云ってるようだけど、治してなんぼの職業なんだよ!!アンタの仕事はよォ!!
月影 : 上田くん落ち着いて。胡桃先生は腕は確かなんだから。
上田 : コイツが・・・??信じられないな。
胡桃 : ではお見せしよう!!この私の華麗なる治療技術を・・・!!!(ブワッ)
上田 : グハァ!!翻った白衣が俺の目にィ!!アンタ、絶対ワザとだろう!?
胡桃 : まずは、月影くんを襲うこの止めどなく溢れる耳垂れを止めてみせよう。
月影 : お願いします。(ダラダラ)
上田 : その耳垂れの溢れ方も尋常じゃないぞ・・・!!果たして止められるのか!?
胡桃 : えっと・・・では、このパンで・・・。(キュッキュッキュ)はい、お終い。
上田 : パン耳に詰めたあああああああああああああああああ!!!!
胡桃 : じゃ次コレね。この涙ね。これ止めます。1,2の3で、このお椀型のお麩を・・・(カポッ)、はいお終い。
上田 : お椀型のお麩を目にかぶせたあああああああああああああああああ!!!!
胡桃 : したらアレね、鼻水ね。これ、このネギ。(キュッキュ)はい、お終い。
上田 : 長ネギハナに詰めたああああああああああああああああああ!!!
胡桃 : ふはははは、完治!!では、私はこれで。さらばだ!(ブワッ)
上田 : グハァ!!だから人の顔に白衣を直撃させんなっつってんだろ!!
月影 : フガフガフガフガ。
上田 : はっ!!星が大変なことに!!(スポンスポンスポ〜ンン!!)大丈夫か!?
月影 : あ〜、すっかり治った。流石は胡桃先生。
上田 : ウソォ。
(胡桃先生は実は外科医のようです。)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |