拾壱月 第参週


  寒いです とっても寒くて ぶるぶるぶる…

                                                守餌象

  消しゴムが 頭の中の 消しゴムが

                                                舞無舞無

前に電車で、
「あれ、見たいな、あれ、韓国の・・・ほら! “私のメモ帳”!!」
という、素敵な発言を聴いて、あやうく、吹き出しそうになりました。
うーん、メモ帳があるなら、記憶は失われないのではないかな?
愉快な間違いでした。
さて、「私の頭の中の消しゴム」の話ですが・・・・。
今日ね、事務所で『お久し振り!』な人にあったんですよ。
数年前に会社を辞めて、独立した、近隣部署の方なんですけど。
「あらぁ!」と思って、挨拶しようと思ったんですけれども・・・・。
名前が思い出せないんだよね・・・。
別に名前なんか分からなくても、テキトーに話しかけてしまえば(そして、あわよくば会話の中からヒントを得て思い出せば)いいのですが、どうにも、その一歩が踏み出せなくて・・・。
『野球が上手かったんだよな』とか、『社内結婚したんだよな』とかどーでもいいことは浮かんでくるのに、名前だけが、どーしても浮かんでこなくて・・・。
終いには、『向こうも話しかけてこないし・・・。もしかしたら私が思っているのとは違う人なのかも』とすら思った。自信なくした。
元々、あまり人の名前と顔を一致させるのが得意じゃないもんで。
しかし、忘れるかなぁ・・・。
たかだか、3年か4年前のことですよ?
去る人は日々に疎し、とは言うけれども。
それなりに可愛がってくれた人だったのに・・・。
不誠実だなぁ、私。
そう言えば、大分前だけど、「あ、新刊!」と思って買った文庫が既に新書で持ってる奴だったことがあった。
タイトルだけ見てパッと買ったんだったら、まぁ、「悔しい!」で済む(タイトル変わってたんですよ)けど、買う前に・・・ちゃんと・・・・立ち読みしてるんだよね・・・。
ちょっと、ゾッとしました。
自分には絶対にあり得ないことだと思っていたので!!
乱読家のプライドが! ズタズタ!!!
二十歳を境に、日に億単位の脳細胞が死んでいき、二度と再生されることはない、と言う話を思い出して、ちょっとだけ悲しくなりました。
・・・今のままでも、忘れっぽいのに、更に記憶媒体が減って行ったら、10年後20年後は、どうなるんだろう・・・。
こないだの公演で、本番中に台詞、忘れたしなぁ!!!!
ああ、怖い。
“私のメモ帳”、どっかにないかしら・・・。

  いつだって 心惹かれる 物産展
                                                紀之一多

【お肉弁当大歓迎】
月影 : というわけで〜・・・胡桃先生のお悩み相談コーナー・・・。
胡桃 : わ〜。(ぱちぱちぱち)
上田 : っていうかアンタら物産展のど真ん中で何やってんスか!!
月影 : 胡桃先生こんばんわ。
胡桃 : こんばんわ。
上田 : ・・・昼ですよ?
月影 : では早速ですが、僕の相談にのってください。
胡桃 : わかりました。
月影 : えー・・・「寝る前にヘソが痒いんですが、どうしたらいいですか?」
上田 : く!!くだらネェ!!
胡桃 : そうですね。
上田 : 答えるんだ!?律儀に答えるんだ!?
胡桃 : ヘソのゴマは取ってはいけない、取ってはいけないと云いますが、それってやっぱりちょっと臭いからなんでしょうね。
上田 : 答えてない!!ヘソ絡みだが関係ない!!
月影 : 成る程。
上田 : なるほどってナイ!!ちっともなるほどってナイぞ!!
月影 : 次の質問です。
上田 : 行っちゃった!!次の質問行っちゃった!!
月影 : 「眉唾だ、眉唾だと云いますが、眉に唾を塗るとどのような効果があるのですか?」
胡桃 : そうですね。キツネやタヌキの化けた人間を見分けることが出来ます。
上田 : 医学じゃない・・・。医学じゃないのにすっごい真剣に話してる・・・。
月影 : 先生はどっちかって云うと、キツネ派ですか?タヌキ派ですか?
胡桃 : そうですね。キツネ派ですね。
月影 : 僕はタヌキ派ですね。
胡桃 : ああ・・・いや、でもイタチ派っていう手もありますよ?
月影 : 成る程!いや、さすが胡桃先生だ。伊達にコブタ派の流れをくんではいませんね!
上田 : わからネェ・・・!!この二人の会話、ビタイチわからネェ!!
月影 : あ、それではそろそろお時間です。
上田 : 二問しか答えてネェだろ。しかもまともに答えてないし。
月影 : では最後に、胡桃先生にとって医学とは?
上田 : おお!!まともな質問がついに!!
胡桃 : ・・・。
上田 : ゴクリ。
胡桃 : ・・・胸に咲いた一輪の・・・ラフレシア。
上田 : 帰れえええええええええええええええええええええ!!!医師免許を置いてとっとと田舎に帰りやがれええええええええええええええええええ!!
月影 : ・・・くゥっ。
上田 : な、泣いてる!?ラフレシアに感動しちゃってる!?
月影 : それでは今日はこのあたりで。次回は来月、九州物産展にてお会いしましょう!
上田 : もうエエわ!!
   (ギャラは御当地のうまいものだそうです)紀之一多+月影星之介・上田柾流 




A Theatrical Campany yakoudou