寝坊した その日に奇跡が 起きたのさ
舞無舞無
月曜日のハナシ。
起きたら、7時15分だった。
ちなみに私がいつも家を出るのは7時20分前後。
『えーとぉ…?』
今日は…月曜日だな、うん。
公演明け休みは…先週だな、うん。
ってことは、あれだ、これ、寝坊だ。
ってなことを寝返りをうちながら考える。この時点で、起き上がってすらいない体たらく。
「うーん、参ったな…」
呟きながら起き上がり、何故か弁当を作り出す私。
だって! 折角ご飯を炊いたから!
「どうするかな…」
ひとりごちながら、カフェ・オレを飲む私。
だって! 何にもお腹に入れないで出て、貧血起こしたことがあるから!!
でもさ、同じ寝坊なのに、目覚めた瞬間に『やべぇ!』と叫んで、そこから光速(あくまで本人感覚)で支度を調えて家を飛び出る日と、この日みたい
に何かが麻痺したようにまったりと支度をする日があるのは、なんでなんだろう…?
何かが麻痺してぽにゃ〜んとしたまま目覚めてから30分後、7時45分に家を出る。
会社まではドアドアで一時間ちょいくらい…。15分の遅刻だ。
駅までをぽにぽにと歩きながら、
『あれ、月曜ってことは、あれだ、朝礼があるんじゃね?』
と言うことに気付く。
『わあ、ラッキーかも』
何故なら。朝礼時には“偉い人のお話”コーナーがあり。
大体10分くらいのコーナーなんだが、稀に15分近く話す方もおられ。
全ての部署の人間がそれを聞くために集合しており。
その最後尾に、さりげな〜く並べば…。15分くらいは、誤魔化せるんじゃね?
部署ごとの朝礼はその後に行われるので、そこに顔を出してれば遅刻とは言われない。
あー、妙な余裕はこれを無意識に察知してた…のかしらん?
感心しながら、いつもから30分遅れの電車に乗る。
半分くらいまで来たところに、車内アナウンスが流れた。
『只今、ナントカ駅でナントカがあった関係で(←覚えてねぇ)、東西線の運転を停止しております。復旧の見込はまだ立っておりません…』
な、にぃぃぃぃ?!
ルート的に東西線が止まると、手も足も出ないんですけどっ!
も、もっと早く言ってくれれば、乗り換えて別ルート辿れたのにぃぃぃぃ!
どーするよ、大手町から30分歩く?! と考える一方で、またしても“ぽにゃん派”が、『こないだ、それやって直後に電車が動いて、歩き損したじゃ〜ん。とりあえず、ホームまで行けば〜?』と提案する。
うーん。何となくぽにゃん派に従ってみた。明確な考えはなかった…のだが。
案外悪くない選択であったことが判明する。
と、言うのも、電車は8時の時点で既に止まっていたらしく。私、ふつーに出社すると大手町に着くのって8時くらいなんですよ。
つまり、ふつーに出社してても、電車止まってたわけで。遅刻してたわけで。でも、電車が遅れたってことは、公的な理由だから遅刻にはならないわけで。
遅刻だけど〜。遅刻じゃなかった〜。(メイとサツキ風)
更に良いことに、私がホームについてから数分で、運転再開いたしました。
実質的には、何処にも何にも引っかかることなく・・・、15分遅れのままで・・・出社できてしまいました。
『参っちゃうよね〜』『もー、別ルート大変だったぁ〜』と嘆き声がこだます更衣室で、「そ〜ですね〜」と“笑っていいとも”の観客のような相槌を打ちながら、奇跡! と思った
わけなの・・・でした・・・。
何度も使えませんけどね! |