四月 第参週


  本棚を 買ったよ早く 届け届け!

                                                守餌象

  父親が 会社に電話を してきたよ

                                                舞無舞無

正確には、仕事中の私の携帯に、ですけれども。
いや、しかし、彼は本当にウチの会社に電話してきたことがあるのだ。
『パスポートが出来上がったという旨のハガキが云々』という内容の電話を。
たまたまそのとき、私は事務所にいなくて、戻ってきたら電話をとってくれた人に「お父さんから電話があったぞ! 早くかけ直しなさい!」と言われ、『ナニがあった?!』と泡食ってかけてみたら、そんな牧歌的な話だったわけで。
まあ、電車ですぐの距離にいながらなかなか帰省しない、滅多に電話もメールもしないという、不義理な娘を捕まえるには確かに会社にかけるのが一番では…ある。
考えたな、父ちゃん(笑)。
しかし、仕事中に私用携帯が震えれば、そりゃあ、まず、びっくりする。
そもそも仕事中じゃなくても滅多に着信することのない(発信はもっとない)携帯なので、エロメール以外の理由で震えれば、それだけで驚きだ。
しかも、相手は“父”である。
『おっ、お母さんに何かあったか?!』
その1週間ほど前に、母親が具合悪そうに洗濯ものを干している…という夢を見たことなんかを思い出し、『正夢か!? 虫の知らせか?』
咄嗟にそう思って、『通話』ボタンを押した私を、誰が責められよう。
運良く、朝の連絡会議で私の周りには誰もいなかったのだ。
「もしも〜し?」
『お父さんだ〜』
分かるよ! 着信画面に出てたから!
『実はな、パソコンがインターネットに繋がらなくなって…』
…パソコンの話か〜い!
一昨年の夏に父はパソコンを買ったのだが、その際、インターネットの接続、ソフトのインストール、諸々を、乞われて私がやった。
私が! パソコン関係の大抵のトラブルに、「よ、よしださん…」と泣き付いている私が!実家には年子の弟が1人いるのだが、彼は、『現代風俗に余り興味がない(携帯を持ったのも割と最近)』という、仙人のようなお人なので、必然的に『パソコン関係に一番詳しいお人』のポジションは私になっているのだ。
「いやあ、分かんないよ〜。ケーブルが外れてるとか?」
『いや、それは確認した。…今、仕事中か?』
そうだね、朝の9時だからね…。
『俺もだ』
…いや、何やってるんだ、この親子。
結局、ネットに繋がらない理由は皆目分からなかった。
私の知識も不足だし、問題のパソコンを目にしてないからエラーメッセージも見られないし…。
ま、うちに帰って再度繋いでみたら、案外何でもなかったりするかもよ…? という後向きな結論で、その話は終わった。
『ところで韓国に行く話なんだけど…』
ハイ。
『都合のいい日程をお母さんに連絡しなさい』
ハイ。
『ゴールデンウィークはどうするんだ?』
カエリマス、エエ、タブン…。
私用電話だ。
昼休みでもないのに、私用電話にうつつを抜かしています、私、今…。
韓国行きの希望日を早々に連絡することを約束し、私たちは電話を切った。
まだ、周囲の人は戻って来ていない…ヨカッタ…。
電話(会社の)も鳴らなかった…ヨカッタ…。
まあ、緊急事態でなくて良かったんですけれども。
やっぱり冷や汗出ますから。もっとこまめに実家に連絡せねばな…と思う、私なのでした。

  レジで寄る バアさん貴様 クノイチか?

                                                紀之一多

【何故僕の横にピッタリ憑いてくるのでしょうね?】
行け!そこだ!斬りつけろ!でお馴染み、月影星之介のチャッキリジャンクひょんの時間です。
今日は、僕のパーソナルスペースを侵害した生き物を如何に華麗に斬りつけるか…という点において、みんなの意見を聞きたいと思います。
まず状況からおさらいしましょう。
とあるスーパーのレジに列んでいた庶民的な僕の後ろにピッタリ寄り添うバアさん一名。
このお方が、僕の背後霊かっちゅうくらい背中にピッタリ張り付きます。
一歩進めば一歩寄り、少し腰引きゃさらに寄る。
よほど僕が好きなのか?それとも隙間恐怖症なのかい?どちらにしても、僕にしてみれば迷惑この上ありません。
極めつけは、僕がお会計をするためにレジ前へ移動した時…なんとバアさまは自らのカゴの前から離れ、僕の背後に…!
ここで大変な恐怖を感じた僕は、この後背後バアさんを斬りつけることとなるのですが、この場合どのように斬りつけたら華麗に決まるか…というのが、先週皆さんに提示したお題です。
ではさっそくリスナーの皆さんからいただいたハガキを読みましょう。
えー…一枚ですね。今回いただきましたハガキは総数一枚ですので…えー…そのハガキはいっそ読まずに、僕の親戚の子どもに聞いてみましょう。
「クジラヒさんにタノんでアッチの世界におくってもらエ」
親戚の子ども七歩の一言でした。
あー…クジラヒさんかー…その手があったよね。
じゃあここで曲いきましょう。クジラヒさんからのリクエストで、「マッドサイエンティスト・シダ子の初恋〜小学五年生篇」です。
ちゃらりらりらりら〜…あの人に飲ます〜緑の液体〜…♪




A Theatrical Campany yakoudou