九月 第弐週


  薬をね じゃらじゃら飲んでる 最近だぁ

                                                守餌象

  気付いたら 妊婦と同じ 歩き方

                                                舞無舞無

食べ放題に行きました。
また行きました。
会社のセンパイと、物品受渡がてら「ご飯でも食べようか?」っつー軽い流れだったんですが、気付いたら、大皿に「きゃー!」「わー!」「やー!」言いながら、あれこれと色んなモノを山盛りにして、『相変わらずセンスがないぜ、私の盛りには』と言いながら、むしゃらむしゃらと喰らっておりました。
センパイ。ねぇ、センパイ。
あたし達、確かこの間も食べ放題へ行ったわね。その前のご飯も食べ放題だったわね。更にその前も食べ放題だったわよね・・・? この際、愛好会でも作りますか・・・?
最初はね、普通に、イタリアンとかに入ろうとしてたのよ。パスタディナー、お二人様で2,900円とかを食べようとしてたのよ。
「あたしはカルパッチョにするから、センパイは生ハムね!」とか言ってたのよ。
なのに、気付いたら、お一人様2,100円の食べ放題で「わー!!!」ってなってたの・・・。窓から山盛りの唐揚げ(←好物)が見えたのがいけなかった。「自然食」とか「ヘルシー志向」とか看板に書いてあったのもいけなかった。
誰か、この時の私に教えてやって!!
「素材や調理法がヘルシーでも、度を超えて食べたら、意味はネェんだよ!!」って!!!
やっぱりね、昔に比べたらそんなに量はいけなくなってきた。でも、過去の栄光(?)が私を捕らえて離さないのか、胃というよりは、目が欲しがってるのか、最初っから大皿に料理、茶碗にご飯、カレースープにお米のポタージュに、冷やしうどん・・・かれこれ3往復してテーブルを料理で埋め尽くす。
以前に“スイーツを半端に投入するとすぐに満腹になってしまう”という教訓を生かし、デザート系はチェックだけに留める・・・って、食う気満々じゃねぇか!!!
しかし、最近の食べ放題は味が良いね。こないだのところも美味しかったけど、今回行ったところは更に美味しかった! お勧めはカレースープです。これなら、三皿・・・いけるんじゃ・・・? と思ったけれども、残念ながら無理でした。
バッチリとデザート(黒ごまプリンがすっげー美味!)まで食し、大満足の私たち・・・でしたが、「さて、そろそろ帰・・・」という段になり、「・・・えーと。今動いたらヤバげな雰囲気なんですが」「私も」・・・。
三十路、四十路の女2人が“腹一杯で動けない”状態に陥る。2人とも、これから電車に乗って自力で帰らねばならないというのに・・・!!!
「・・・ちょっとお腹がこなれるのを待とう・・・」「そうですね・・・。私、お茶取ってきます・・・」←え?大人ってナンですか?! 年齢とは関係ないんですか?! 
30分ほど無駄話をして、時間を潰し、「行けそう?」「何とか・・・」という状態にしてから、えっちらおっちらと立ち上がり、会計を済ませて各々帰宅の途に着く。
「何とか歩けるものの・・・。辛いな・・・コレ・・・。一歩一歩がすごい重労働だよ・・・」
30代の満腹はお腹がぽっこりと出るのだ。胃の形が丸わかり状態なのだ!!!
ぶつぶつ(心の中で)言いながら、無意識に腹をさすりさすりしながら、駅のホームを歩いていたら・・・。
電車を待ってる妊婦さんと目があった。妊婦さんは腹をさする私にニコッと笑いかけた。
・・・間、違、わ、れ、て、る!!!!!
「何ヶ月ですか?」と問いかけたそうな妊婦の視線から逃れるべく、足早にその前を通り過ぎる私。
えっちら、おっちら・・・ふーふーふー。
ぽっこりと前に突き出た形・・・俗に言う“尖り腹”だからきっと女の子ね・・・ってウルサイわ!!!!
妄想の中で一人ボケ一人ツッコミ。
このコはね・・・股じゃなくケツから生まれるべき子なんですよ・・・。
相変わらずお腹をさすりながら(この動作が悪いんだとは分かっているが、どうしても無意識に・・・)周りの人に言って回りたい気分の私なのでした。

  季節ものの バーガー喰いたく なる不思議

                                                紀之一多

【月見ですか…】
「月を見ると悲しくなります。
何故ならこのわたくしは、月より生み落とされし一般市民、ミネストローネ・F・たか子だからでございまーす!」
…という台詞を、七歩ちゃんがお遊戯会で云うそうです。
さらにこの台詞の直後、1リットルの牛乳を飲み、一部鼻から出す…という演出までついているそうです。
…どうなんですか?
いや、もう僕にはあの一族らを正常に判断出来ないものですから…。(七歩ちゃんだって本当にヒトから生まれてきたのかも定かじゃないような…)
今も七歩ちゃんが、僕を観客に見立てて台詞の練習してますが、なんせしゃべり方があの調子(例「ウ・エーダ。メシクウー」)なもんで、お遊戯会というよりは、宇宙人のパフォーマンスを見ているような気すらします。
しかし、牛乳をチョロっと鼻から出すのは物凄くうまいな!…いや、そんなことがうまくてどうするんだ!?今後人生の何らかに役立つことがあるのか!?…いや、たぶん無い…。
一度「七歩ちゃんの将来は心配じゃないのか?」とアイツに尋ねたら、「あー七歩はほら、将来アソコのアレに君臨することが決ってるからいいんだよー」と呑気に言いやがりました。
アソコのアレってなんなんだよ怖ェな!!
しかも「キミもいずれは七歩のよきお付き合い相手として、アソコに行くことになるんだけどねー。ま、そんときはモニョ百匹分くらいの地位でいい?」などと抜かす。
行かネェよ!怖ェもにょ!
大体モニョって何モニョよ!?可愛い名前だけど、絶対「ヒギャアアアアア」とか「ムギャアアアアア」とか鳴くモニョよ!
…モニョ?
え!?オレなんでモニョって言ってるモニョ!?
モニョモニョモニョ!
ぬあっ!
モニョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

モニョしかいえなくなった上田くん




A Theatrical Campany yakoudou