九月 第四週


  秋なので さんまを食べたよ もふっとな

                                                守餌象

  いいですね 答える声が 震えたよ

                                                舞無舞無

ギャップはいい。
いや、およーふくの話じゃなくてね。いくら私だって、“GAP”は“GAP”って書くさ。
GAPよりはユニクロ(これはカタカナで問題ないような気がする。差別だぁ)の方が相応だけれども。
トモダチと旅行に行ったとき、彼女が全身GAPで固めてきたのに対し、私は全身ユニクロで・・・ってそんなことはかなりの勢いでどーでもいーんだけれども。(思い付きを片っ端から書くの止めようよ!)
えーと、今日、私が話題にしたいのは・・・あれです、『とんでもない不良だと思ってたアイツが子犬に優しく笑いかけていた』とか、『優等生でおしとやかなあのコがバイクをブンブン乗り回す』とか、そういう、“差異”? 「ええええっ、意外な一面!!」みたいな、そういう奴のことね。
因みに私は「普段と舞台、全然違う!」とものすごく言われたいのですが、言われた試しがありません。
むしろ、「そのまんまだね!」と満面の笑みで言われることが多いです。
多分、褒めてくださっているんだろうな・・・と思うので、「そうですか? ありがとうございます」とお答えしますが、内心は大分、複雑です・・・って、これも本題とは関係なくて。
「萌え」って案外ギャップのことだったりしません?
ツンデレ(今はもう流行りでもナンでもないようだが)だって、普段はツンツンなのに、ふとした瞬間にでれっとなる、そのギャップがグッと来るわけでしょ?
ギャップいい! ギャップ大事!! 誰か私にもギャップを感じて、グッと来て!!
はてさて。
会社で金庫の鍵を入れている小箱があるんですがね。
数年前に私が食い尽くした後のアーモンドチョコレートの箱なんですがね。
紙箱なんですよ。
して、金庫の鍵は少なくとも週に1度は必ず使うもので、出し入れの頻度がかなりあるものですから。
段々、くたびれてきたんですわね。
そりゃ、そうだよね。チョコレートの箱(しかも105円で買える様なチョコですわ)は、長期保存に即したもんじゃないもん。
仮箱のつもりだったのが「・・・ま、いっか」って放置し続けた結果、ついに手に取るだけで鍵が中から飛び出して来る、という画期的仕様に生まれ変わりました!
「うひゃひゃ、便利便利〜」と思っていたのは私だけだったようで、上司は「・・・新しいのにしない?」と常に言っておりました。
「そうですね〜」と某・笑って○いともの観覧客のような返事をし続ける私に業を煮やしたのか・・・。
本日、上司が新しい小箱を持ってきました。
「今度から、これに入れよう」って。
ピンク色の○ティちゃんが描かれた小箱を。
40オトコが、キティちゃん(あ、書いちゃった)の小箱を!!! 
どうやら百均で吟味して買ってきたようです!(上司の子供は2人とも10代後半男子・・・)
ジャストサイズだし、とってもとっても有り難かったんですが、「あ、い、いいですね・・・」と言う私の声は微妙に震えた・・・。
ギャップが!! 上司とキティちゃんの間に横たわるギャップが!! 可笑しすぎて・・・。
でも、ごめん、さすがに上司には萌えられませんでした・・・。

  人がいた 座席はほんのり 温かい…

                                                紀之一多

【鍋焼きうどんが置いてあったテーブルもあったい】
○誰かが体育座りをしていた体育館の床もあったかい。
○おでん鍋が置かれていたテーブルも、シチューが置かれていたテーブルも無論あったかい。
○犬が座っていたあの場所も、ついさっきまでネコが座っていた人間のヒザもあったかい。
○ハムスターは小さい上に、チョコチョコしているので、いた場所がなかなか温まらない。
○ストーブ近くにうっかり置かれたみかんもあったかい。
○部屋の掃除で、子どもが親に見られたくないようなものを、さり気なくきっちり整頓して置いておいてくれる母の愛があったかい。
○電子レンジでチンしたアンマンのアンコが異様にあったかい。(っていうか熱い)
○サルの懐に入っていた信長の草履があったかい。
○吉田さんが身に着けていた、手首サポーターの内側があったかい。(ムレそうなくらいあったかい)
○上京する孫に、お婆ちゃんが持たせた御守りの中の一万円札程にもあったかい。
○一人暮らしの子どもに送られて来た母からの荷物の中、申し訳なさそうに入っていたタッパーに書かれていた「お母さんが作ったカレーです」の文字くらいあったかい。
○電車の座席でぴたりとくっついた、となりの半ズボンオヤジのモモこそあったかい。
○運動会で腕をぐるんぐるん回しながらコーナーを回る小学生を見守る瞳もあったかい。
○校長先生のカツラが飛んだ、あの日の全校生徒の笑顔があったかい。
○「ねーねー、パパはフリーターなのー?」と、おそらく「フリーター」が物凄くステキなものだと思い込んで聞いて来る、五歳の娘のキラキラした笑顔があったかい。
○「あったかいあったかい」で評判の、サスライのキョウジさんは、噂によればそんなにかあったかいわけではないようだ。
○どっちかっていうと、マタタビのセイスケさんのほうが若干ではあるが、あったかいとのことだ。
○布団があったかい…ってことは、先程までアイツがココに居たってことだ…!
○「あ…あったかいごはんが食べたいよぉー」
○キミのそのあったかいまなざしが…辛いんだよ。
○ふふふ…オマエをあったかーいおウドンに変えてやるよ!
○ふふふ…オマエをあったかーいお飲み物に変えてやるよ!

(あったかいものを集めてみました)月影星之介




A Theatrical Campany yakoudou