酔った君・・・ 飲んでるグラス それ僕の

紀之一多


<解説文>

【忘年会シーズンでありんすね】

月影:『忘年会 てめえの隣にゃ 座らねえ!』。

上田:いきなり辛口川柳かよ!?オマエ、さては過去忘年会でイヤな思い出があるな!?

月影:え〜、この川柳は、ペンネームまっきーさんからいただきました。23歳のOLさ
   んですかあ。いろいろ大変だろうけど、ガムバッテね!!

上田:投稿かよ!?しかもラジオジョッキー風に励ましてるし!

月影:ペンネームまっきーさんには、上田くんの一日下僕券をプレゼントしちゃうぞっ。

上田:するなッ!!

月影:12月も末かあ。上田くんとももう少しでお別れだね!

上田:待て待て待て。俺ぁ12月31日に命尽きるのか!?

月影:あ、ごめん、間違えた。今年ももう少しで終わりだね、って言おうとしたんだ。

上田:どこをどう間違ったらそうなるんだよッ!!

月影:もしくは、マリ子とケンジの仲も今年いっぱいでおしまいだね!ってのもある。

上田:誰なんだ、マリ子とケンジ。

月影:よくは知らん。マリ子の母がマリエだってこと以外はな・・・。

上田:オマエわけわかんない。

月影:風の噂で耳にしたことによれば、ケンジの母とマリ子の父は異母兄弟だったとか・・・・。
   運命は何もしらないふたりをどす黒い渦に飲み込んでいくんだ〜!次回、『赤い雷鳴・切り
   裂かれた愛、マリ子のオムレツ大行進』!!

上田:雷鳴なのに赤いし・・・あ!!オマエ、さては酔ってるなッ!?

月影:いやあ、やっぱり熱燗は日本酒だねえ。

上田:わかってねえし。

月影:違〜うッ。我々は、日本ぐいのみ研究愛好会の者どもだ!!

上田:者どもって、一人しかいねえじゃねえかよッ!!

月影:赤穂の者ども〜!!

上田:なんのこっちゃ。

月影:年末時代劇の定番『忠臣蔵』も知らないとは、無知なヤツめ。

上田:知ってるよ!わからんのはオマエの言動じゃ!!

月影:しかし年末時代劇ってやたら長くて中だるみするんだよな。僕なら、途中に『吉良
   オンステージ』などをはさんで盛り上げるね。

上田:それ・・・盛り上がるか?

月影:大人は勿論、カレーを食っている子どもたちをもテレビの前に釘付けにしてしまう
   吉良の歌声。いつしか会場には吉良コールが・・・。

上田:会場!?

月影:アンコールに飛び出した吉良の前に立ちはだかる赤穂浪士!!刀をかまえる浪士た
   ちを見つめ、吉良は微笑みながらそっとマイクを床に置くのだった・・・。

上田:アイドルの引退コンサートかっ!!

月影:吉良あああああああ!!!!

上田:勝手にストーリー組み立てて号泣するんじゃないっ!!

月影:ところで一多はどうした?

上田:あ。まだグラス取り戻せなくてウロウロしてるわ。

紀之:あう〜。(オロオロ)

 (よいお年を〜!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流