鼻を折り 血だらけの君 「カッコイイ・・・ッ!」(女子高生・談)
紀之一多(怒)


<解説文>
【とある雨の日、バスの中で女子高生は語った】

月影 : 『あたし思ったの。鼻折ったとき、カッコイイ!って・・・』

上田 : ワケわからんし!頬染めて夢見てネェで状況を説明しやがれ。

紀之 : サッカーファンの女子高生が言っていたのです。何某とかいう選手がサッカーボールを顔面に受けて鼻を折って血だらけになったとき、その女子高生はその選手を見て「カッコイイ(惚)」と思った、と。

月影 : 鼻折ってんだぞ〜?カッコイイかぁ〜?だったら任侠映画のチンピラとか、時代劇の下っぱだって結構カッコイイぞ。よく殴られて鼻血ブーってなってるからな。

上田 : 鼻血たらしてる男が好きなワケじゃねえだろうがよ。

月影 : ぐあ〜!鼻血フェチ!

上田 : いるか!!(いたら御免なさい。)その女子高生はな、鼻を折って血だらけになっても試合を続けようとしたその選手の心意気に惚れたんだと思うぞ。

月影 : 『無理だ、もうヤメロ月影!オマエはじゅうぶん頑張った!』
      『いえ、コーチ。やらせてください!俺、まだ戦えます!』
      『バカヤロウッ、そんなに血だらけで・・・・無理はするな。』
      『でも、俺これが最後のチャンスなんです!お願いします、やらせてください、コーチ!!』
      『・・・・月影。わかった、後悔のないように戦え。・・・サイと』

上田 : サイと!?

月影 : 『コーチ、俺、力の限り戦います!来い、サイ!!』

サイ : ぐあ〜。(突進)ど〜ん。(激突)

月影 : 『どあ〜〜〜〜』(カナダ辺りまで飛ばされる月影)

コーチ : 『つぅきぃかぁげぇえええええええ!』(乱入)

上田 : うおっ、コーチ!?

マネージャー : 『月影く〜んっ!』(うるうる)

上田 : マネージャー!?

母 : 『星之介〜ッ』(おむすび投げる)

上田 : お母さんッ!?

猫 : 『ニャー!!』(煮干しが美味しい)

上田 : 猫!?

? : 『モォニャー!!!』(ピンチだ!)

上田 : っていうかオマエは誰だーーーーッ!?

月影 : ふう。良い汗かいた。

上田 : 戻って来てるし!

月影 : 一杯やるか。おう、オマエもどうだ、サイ。おお、そうか、とことん付き合うか!頼もしいぞ、サイ!コッチ来い、サイ!今夜は俺のオゴリだ!!

上田 : ヤメテー!妄想でサイと酒を酌み交わさないデー!

月影 : じゃあトッケイゲッコウならいいのか?

上田 : いいわけネェだろ!っていうかオマエは何者なんだよっ!

月影 : (くるっと派手に振り返って)『ただの・・・サッカー好きさ!』

紀之 : 星くんが銀行で名前を聞かれ、爽やかな笑顔でこう答えたというのは本当だろうか?

(支店長に追い出されたとか・・・)紀之一多+月影星之介・上田柾流+その他大勢