2月1日の会
何気なさ 装っていても 手にポスター
守餌象
マクラ投げ 開いた窓から マクラ落下(「イヤー!」)
                                紀之一多

【今ふと思い出す懐かしき思ひ出・・・】
月影 : これはもう本当に辛い話でね・・・。
上田 : 何がだよ?ただ単にマクラ投げしてた時に、開いた窓からたまたまマクラが飛び出して下に落ちただけだろうが。
月影 : ・・・・8階だったんだ。
上田 : え?
月影 : 8階の窓から落ちたんだ、そのマクラは。
上田 : ・・・・それは、何と言っていいか・・・・とにかく、凄いダイビングだったな。
月影 : ビックリするぞ。夜9時頃に京都歩いてて、頭上からマクラ落ちてきたら。(笑)
上田 : ああ、そりゃあビックリするだろうな!
月影 : 自殺者が落ちてくるより、ある意味凄いだろう?
上田 : 比べるなよ、自殺者とマクラを!!・・・で?そのマクラどうしたんだ?
月影 : どうしたんだもなにも・・・、修学旅行だしい・・・センセイは廊下とか見張ってるしぃ、夜間の外出なんてもってのほかだしぃ〜。
上田 : 放っておいたのか?
月影 : 違う!泣く泣く見捨てたんだ・・・!
上田 : 一緒じゃわい!!おいおい、オマエら旅館の備品を・・・!
月影 : 心配するな。マクラの無いヤツは、部屋の座布団をマクラ代わりにしてスヤスヤ眠っておったからな。
上田 : 落ちたマクラの心配をしろよ!!いや、でも、マクラが落ちた時に下に人とかいなくて良かったよなあ。
月影 : いたよ?(キョトン)
上田 : なっ、なんだとぉ!?
月影 : だって下から「うお!」とか「何だ?」とか数人の人の声がしたからね。
上田 : 危ないじゃないか!!謝れよ、その人たちに謝れよ!!
月影 : 僕たちも若かったからねぇ〜。そのまま窓を閉めて、壁際に寄って何事もなかったかのようにお菓子を食べ始めたね。
上田 : 少しは気にしろよ、下を!!
月影 : 馬鹿だなあ、上田くん。そんなのすぐさま窓から顔を覗かせたりしたら、それこそ僕たちが犯人だって言ってるようなもんじゃないか。そんなつまらないことで廊下に正座させられたくないしね。
上田 : オマエのような者こそ、少しでも廊下に座って反省するべきなんだよ。
月影 : 自由時間になったのでちょいと外に出てみたら、そこには既に黒くうす汚れたマクラが・・・!
上田 : 勿論持って帰って、キレイにしたんだろうな。
月影 : 証拠隠滅とばかりに植え込みにキックしたね!
上田 : 鬼や、アンタ鬼や!!マクラの精に酷い目にあわされたらエエんやぁ!
月影 : 防御!!(キン!)
上田 : 人外の技を使うなというに。しかし旅館の人もビックリしただろうな。
月影 : パクられたと思ったんじゃないか?マクラ。記念に。
上田 : なんの記念だ、なんの!!
月影 : 8階でマクラ投げをするときには窓をみっちり閉めてからやろうね!!
     (っていうか良い子はマネしないでね!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流