9月14日の会
久々に 目にした笑顔に 魅せられて
守餌象
ブリーチを したまま寝こけた 「あ!金髪だー!」
                                                紀之一多

【だって眠かったんだもん。シャランラ。】
月影:しょうがないんだよ。僕もうお爺ちゃんだから。
上田:そ、そうか?いや、そうじゃねえだろう。
月影:この前もね、ラーメン食べた帰り、なんか物足りないなあと思っていたらさ、ラーメン屋のどんぶりの中に入れ歯忘れてきちゃってたんだよね。
上田:ぶはあ!人がラーメンを食っている時に言うな!
月影:お店の人が慌てて追いかけてきてさ・・・入れ歯入ったままのどんぶり持って。「お客さ〜ん、忘れ物ですよ〜」って。
上田:それで?
月影:おつゆの中から入れ歯をとりだして口に入れて、どんぶり返そうと思ったら、店員さんの姿はもうそこにはありませんでした・・・。
上田:そりゃあ、入れ歯が沈んだどんぶり持って帰りたくはねえよな。
月影:その時私は確信したのです。ああ、あの店員さんは座敷童子だったんだな、と。
上田:何故そうなる!?座敷にもいねえし、童子でもねえだろう!?
月影:・・・じゃあ豆腐小僧でいい。
上田:だから、豆腐も持ってねえし、小僧でもねえだろっつうの!!
月影:じゃあなんだ!!僕が「猫又」と言ったら、君は「猫じゃねえし、又でもねえだろ!!」って言うのか!?
上田:ああ、そうさ!
月影:「小豆洗い」だったら「小豆持ってねえし、洗ってもねえだろ!!」となるのか?
上田:ああ、そうだよ。
月影:はっはっはっ!破れたり、上田柾流!!「小豆洗い」は「音」の妖怪だ!!人に聞こえるのは「小豆を洗っているかのような音」であって、本当に「小豆」なのかどうかはわからないんだぞぅ!!
上田:おお、小学生の如き勝ち誇り顔だ。
月影:はい。確かに私は、小学生の時、運動会の「車輪リレー」という種目に出場して、回転する車輪で頬を擦り血をダラダラと流しました。
上田:なんの話をしてるんだ、なんの!
月影:小学校の「思ひ出」。三年五組、ジョージ・ワシントン。
上田:ワシントン!ワシントン「車輪リレー」しない!!ワシントンにそんな「思ひ出」はない!そしてオマエは、ジョージ・ワシントンではない!!
月影:いいじゃないか。僕が誰だって・・・。ふふふ。
上田:オマエはいいが、ワシントンはよくないだろうて。
月影:そう?
上田:で、その金髪になったのはどうしたんだよ?
月影:うん。あんまり斑になってしまったので、上からクールアッシュで染めたんだ。
上田:あ、そうなんだ。・・・って、普通に会話すりゃあ3行で終わるものを、オマエがワシントンだの、入れ歯だの、豆腐小僧だのと混ぜっ返すからアッという間に40行まできてしまったじゃないか!
月影:じゃあ、今度は「空飛ぶ墓石と墓堀ジジイ」の話をしてやろう。
紀之:わ〜い、わ〜い、墓堀だ〜!
上田:喜ぶな!!
 (え?じ、ジジイが・・・そんなことを!?)紀之一多+月影星之介・上田柾流