7月19日の会
腰痛い だいじょぶだいじょぶ 何でもない
                                                守餌象
レジにカゴ 上げられなかった ちっさな子
                                                紀之一多
【とあるコンビニで目撃しました】
月影 : いや。ゲラゲラ笑ったよ、久々に。
上田 : ゲラゲラ笑うようなことかよ!せめて微笑ましかったぐらいにしとけ!
月影 : 三歳児くらいのちっさい子が、買い物かごに牛乳やらなんやら入れてレジまで持って来て、台の上にあげようとしたんだけど、高さが思いっきりたんなくてゴイン!ってカゴをレジ台にぶっつけたワケよ。ほんで、なんかそのことが気まずかったらしくて「おか〜あさ〜ん」って叫ぶ。・・・いや、完璧だよ!彼にはあの時確かに笑いの神が降ってきていた!!ゲ〜ラゲラゲラ。
上田 : ・・・・オマエ、そんな悪魔が憑いたように笑わんでも。
月影 : わかるだろっつうの!!足りネエよ、どう考えても!!しかもちっさすぎてレジにいたお姉ちゃんも気付かなかったっていう・・・ここんとこがさらに面白いワケ!
上田 : それにしてもだな、彼はきっと必死だったんだろうし、そんなに笑っちゃ失礼だぞ。
月影 : なにが失礼なもんか!!これはまさに人生最大のオイシイ出来事だ!彼は三歳にして最高の賛辞を与えられたのだ!ハレルヤ、ハレルヤ!
上田 : っていうか、オマエなんかアヤシイ薬でもやってんじゃないのか!?俺はむしろそっちのほうが気がかりだわい!
月影 : おお、危ない・・・ついつい頭の中で脳内麻薬を作ってしまった・・・。
上田 : 作るな!!オマエはマラソンランナーか!!
月影 : あまつさえ抽出して売ってます。一枚が二枚・・・二枚が四枚・・・。
上田 : ガマの油かっ!
月影 : 今の子はガマの油売りなんか知らないんだろうなあ。
上田 : っていうかオマエが時代劇の見過ぎなんだよ。
月影 : 失礼な、僕はあんな妖しげなガマから採った油なんか愛用してないぞ。
上田 : どんなガマを想像しとるんだ・・・。
月影 : 馬油は使ってるよ。
上田 : うわ、渋ッ!!っていうかオマエ、馬油を使わないとならんような体してんのかよ?
月影 : いや。ほら、だからさ、天ぷらとか・・・主に揚げ物に・・・。
上田 : アンタ使い方間違っとるよーーーーーーー!!!馬油は揚げ物に使ったらならん!
月影 : ・・・・そうなにょ?
上田 : キョトンとしても駄目!!
月影 : ・・・・・太助さん大丈夫だったかなあ。
上田 : あまつさえ人に振る舞っとる〜〜!!
月影 : いやほら、油は普通の植物性油だったんだけど、中味がね・・・。
上田 : 中味って・・・?
月影 : マンゴラドラだったから・・・。
上田 : ・・・・。犬に引かせてキャーと鳴く?
月影 : 叫び声で人が死ぬ。犬が引けば犬が死ぬ。
上田 : ちゃんと食えるものをお出ししろよっ!!
月影 : 朝鮮人参と同じようなモンじゃないか。しかしアレ以来、太助さんのふくらはぎからヒョロッと白い毛のようなモノが生えだして来てるんだよなあ。
上田 : 医者へ連れて行け〜〜〜〜!!
月影 : え〜?魔女の間違いじゃないの〜?
       (ぬうう、なんて他人事なんだ!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流