7月6日の会
唐突に へこむ夜 長すぎて
                                                守餌象
美容院で アロマシャンプーを されました

                                                紀之一多
【マスカットのかほりです】
月影 : ぶわさ〜。ぶわさ〜。
上田 : やたらと頭を振らないでください。
月影 : 今、僕の頭はマスカットのかほりがします。
上田 : ・・・・そう。
月影 : う〜ん。アロマ〜。
上田 : 変だ。オマエ、変だ。
月影 : 僕は美容院では本を熟読していたいタイプなのだが・・・。
上田 : なんだ急に。
月影 : こう、美容師さんのタイプも選べるといいなあと常々思っている一人なのだよ。
上田 : オマエの他は誰なんだ?
月影 : 「本を熟読していたい。もしくは人付き合いの苦手なアナタにオススメの寡黙な美容師TAKUYA!」。
上田 : 寡黙っぽくネエ〜〜〜〜〜!!
月影 : 「おしゃべり大好き!一人でいるのが苦痛なアナタにオススメの超絶ベシャリテクを持つ美容師山田!」
上田 : 山田!?っていうかベシャリテクよりも美容師のテクニックを磨け、山田!!
月影 : 「カラーリングの悪魔MIYOKO!」
上田 : ぐお〜白い〜!
月影 : 「シャンプーの泡で動物を作るのが得意!マコマコ〜〜!」
上田 : っていうか見えないんだけど!目にガーゼかけられてるんだけど!?
月影 : 「殺人マッサージ男・黒井!!」
上田 : そんなヤツ雇っちゃなんねえ!!犯罪だよ、犯罪!
月影 : 「ドライヤーでちょっとしたわたあめを作れる!コン助!!」。ちなみに彼は普段はテキ屋で働いている。
上田 : 常駐してくれよ!!どんな美容院だ、ソレ!!
月影 : だからさあ、喋りかけられるのが好きな人もいれば、黙ってて欲しい人もいるってことだよ。僕なんかは、鏡をスクリーンに映画を見たいタイプだね!
上田 : それって、子ども専門美容院で子どもをジッとさせるためにアニメ流すのと同じレベルじゃないのか?
月影 : 馬鹿だなあ、上田くん。子どもが見ているのはディズニーだけど、僕が見ているのは宮崎アニメ(初期作品)だぞ。
上田 : ・・・・。それはオマエの好みじゃないか。
月影 : 子どもが見ているものが『パワーパフガールズ』ならば、僕が見ているのは『魔女っ子メグ』だ。そこらへんがアダルトだね。
上田 : どこらへんがアダルトだ?
月影 : 上田くんにはわからないアダルト具合だ。
上田 : つまり美容院でジッと椅子に座ってるのが苦手なんだな?
月影 : ゲームやらしてくれてもいいなあ。せめてあてがってくれる本が小説ならば、僕もワガママは言わない。っていうか持参してもいい。
上田 : ・・・・十分ワガママだよ。
月影 : 絶対儲かる!!
                 (ハズだ!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流