8月30日の会
久々に あつくて るかがグロッキー
                                                守餌象
みんみんみん セミが上から 落ちてくる
                                                紀之一多
【ボト。命全う】
月影 : 木々の少なくなった都会では、セミの木と呼ばれる木が必ずあります。
上田 : ほお。
月影 : 近所でいえば、本村さんちの庭木です。
上田 : いや、知らネエから。本村さん。
月影 : ええ!?知らないのかい?お父さんがこのまえリストラにあい、毎日パチンコ漬けで、妻と子どもが出て行っちゃったあの本村さんだよ〜。
上田 : そんな辛い情報はいらネエんだよ!!
月影 : 最近の呑み友達はもっぱら妄想の中のろくろっくびなんだってサ!
上田 : いや、もうソレはヤバイって!!妄想はヤバイって!
月影 : だからさあ、呑み屋さんで必ずお酒とか二人ぶん頼むわけよ。で、周りから見たら独り言しゃべりながら呑んでるように見えるんだけど、実際本村さんはろくろっくびと呑んでいるワケで・・・。
上田 : それは・・・よく出入り禁止にならないな。
月影 : お会計のときになると必ずもめ出すんだよ。「僕が払いますから」「いやいや、私が」って。で、結局「そうですか、じゃあご馳走様」ってろくろっくびに払わせちゃうっていう・・・。(笑)
上田 : それ妄想にかこつけたタダ呑みじゃネエか〜〜〜!!!
月影 : いや、ホラ、本村さん的にはちゃんとろくろっくびが払ってることになってるから。
上田 : 店的にはやりきれない客だな、こりゃ。
月影 : いや、ちゃんとその後代理の人が来て払ってってくれるんだけどさ。
上田 : あ、建て替えてくれる人がいるんだ?
月影 : でもその金は、深夜になると葉っぱになるっていう・・・・。
上田 : タヌキだ〜〜〜〜〜!!たぶんその人はタヌキの化身だ〜〜〜〜!!
月影 : タヌ郎さんはかつて本村さんが山で助けた人でネエ・・・。その恩を返そうとこうしてお金を払って回ってるんだよ。イイ話じゃないか・・・。
上田 : ああ、葉っぱに変わらなければな!葉っぱじゃなかったらイイ話だよな!!
月影 : ときどき間違えてペソを出しちゃったりしてサア。
上田 : 国際派かよ!!国際派のタヌキなのかよ!
月影 : けれどそこに現れる謎の影・・・!
上田 : どうせキツネだろ?
月影 : ・・・・・・!!!!(絶句)
上田 : あ?・・・あ!御免!いや、そんなつもりじゃなかったんだ!!
月影 : 違う!!フフフフ〜ン、上田くん、僕がそんなベタな話を持ってくると思っているのか〜い?そそ、そんなハズはないじゃないか!僕はホラ、あれだって言いたかったんだよ・・・。そのほら、サ?つまり・・・キ・・・・キ・・・・。
上田 : キ?
月影 : キ・・・・キン・・・欽ちゃん!!欽ちゃんだよ!!!
上田 : 欽ちゃんて・・・仮装大賞の?あの欽ちゃん?
月影 : そ、そうさ!その欽ちゃんさ!「ダメだ・よ〜」の欽ちゃんさ!
上田 : 欽ちゃんがなんでタヌ郎さんをつけてるんだよ?言ってみろよ、エエ?
月影 : 上田くんのアホンダラーーーーーーーー!!!(泣き去る)
       (やっぱりキツネだったんだ・・・・)紀之一多+月影星之介・上田柾流