壱月 第壱週


  カイシャにて いつも頭を ぎゅーされる
                                                守餌象


  あけまして めでたいことは 特にない
                                                紀之一多

【あけましておめでとうございます】
月影 : 昔はお正月なんちゅうと特別な感じがしたけど、今じゃお店も一日から開いてるし、あんまり「お正月!!」って気がしないよね?
上田 : とか云いつつ、コタツに入ってビデオに録っておいた紅白みながら、お節つついてるオマエは、しっかり正月モードだけどな!!
月影 : そお?あ、おとその入れ物取って。
上田 : オマエ、飲むの?日本酒?
月影 : 安心してよ。中に入ってるのはオレンジジュースだから。
上田 : 入れるなあ!!しかもオレンジかよ!!せめて透明の飲み物にしやがれ!!
月影 : まあまあ、まずは一杯。
上田 : おとととと・・・・。う〜ん100パーセントぉ。
月影 : でもお正月ってその実暇だね。ゲームでもしよっか?
上田 : なんだよ、PSPでも買ったのか?
月影 : ちちち。いけないなあ、上田くん。現代っ子は体を動かすことをしないんだから。
上田 : 同年代ですよ?
月影 : 自らの体を動かして北風を吹き飛ばす!これぞ日本人のあるべき姿だ!!
上田 : え〜?めんどくせえなあ。どうせ「100Mダッシュ福笑い」とか「冬季マラソン百人一首」とか「実録!双六!!」とかそんなんだろ?
月影 : どうして素直にタコあげとか羽根つきとか出てこないかなあ。
上田 : オマエと付き合ってるとな、精神がひねくれてくるんだよ。
月影 : 残念だけどどれもハズレさ。
上田 : じゃあ何だよ?
月影 : 実践してみよう。君はこの赤いオーバーオールと帽子をかぶって・・・この黒いのを鼻の下につけて・・・。
上田 : んん?
月影 : で、僕が操るこのキノコを追いかけて走り回るんだ。
上田 : スーパー○リオだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!俺は今、伝説のあの男になっている!!っていうかゲームでしろそんなことああああああああああああああああああ!!!!
月影 : 「あ」の多い人だ。
上田 : 誰がさせてるんだ!!ええい、ヒゲなどつけさせおって!!
月影 : あ!!やめなよ!!そのヒゲを無造作に剥がそうとすると・・・!!
上田 : すると?!
月影 : 君の顔の皮膚まで剥がれる。
上田 : ・・・・・・・・・・・なにしてくれとんじゃこの阿呆がああああああああああああああ!!
月影 : 待て待て。ヒゲだけをうまく剥がす為の薬があるんだ。それがあれば、顔からヒゲだけが取れるという寸法さ!
上田 : それはどこにあるんだ!!
月影 : ダンジョンの最下層。
上田 : ・・・・・・・・どうしても俺に「実写!!RPG生体験!」をやらせたいのかオマエはッ・・・・!!
           (さ、ランタンと薬草だよ)紀之一多+月影星之介・上田柾流





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