信号機の ない横断歩道で 車は止まりゃあしねえんだちくしょうめ
紀之一多
【な!長いな!!】
月影 : 歩行者優先なんてまやかしだよ・・・。政府は弱い者を守ってはくれないんだ・・・。
上田 : で、オマエはなんの話をしているんだ?
月影 : 政府の年金政策について。
上田 : 月影さん!今日は横断歩道の話ですよ!?
月影 : え?ツッキー崖三ッ!京は黄疸ほうとうの話ですよ?
上田 : 意味がわからーーーーーーーーーーーんん!!
月影 : 元は君の云ったことじゃないか。
上田 : まったく、ああ云えば、こう云う。
月影 : ジャスミンって云えば、ティーって云う・・・。
上田 : なんの合い言葉だ!!横断歩道の話だろ!?
月影 : そうそう!信号機のない横断歩道では、歩行者がいくら待っても車は止まってなんかくれないんだ!!
上田 : まあ、そうだろうなぁ。
月影 : 僕は隙をぬって渡ってきたからいいけど、一多なんかまだ待ってるぞ。
上田 : ウオオオオオオオオオオオイイイ!!!連れて帰って来てやれよ!!置いてきぼりにするなよおおおお!!!
月影 : 「おいてけ〜おいてけ〜」って声がしたからつい・・・。
上田 : 堀じゃねえだろ、全然!!
月影 : ああっ!!僕が買ったアイス、一多が持ってたんだ!!しまったあ!ちゃんと連れてくれば良かった!!
上田 : ほら見ろ。友達をないがしろにするとバチが当たるんだぞ〜。
月影 : 仕方がない。上田くんが食べたいと云っていたこの魚肉ソーセージで我慢するか。
上田 : 俺にとばっちりを喰らわすんじゃない!!!
月影 : モグパクリモゴパクリ。
上田 : ああ〜・・・・喰っちゃってるよこの人。俺の魚肉ソーセージを・・・。
月影 : モゴモゴ、上田くんは僕のアイスを魚肉だと思って食べればいいじゃないか。
上田 : 違いすぎるだろーーーーーーーー!!!!甘いし冷たいし、ちっとも魚肉ソーセージじゃないじゃないかーーーーーーー!!!
月影 : 最悪、冷蔵庫で冷やした上にクリームと砂糖をまぶした魚肉だと思って・・・。
上田 : 思えるかッ!!
月影 : 全て車が悪いんだよおおおおお〜。(号泣)
上田 : 魚肉ソーセージを食べたのは己の罪だろうがよおおおおおおおお〜!!!
月影 : では罪を償って、アイスもちゃんと自分で食べよう・・・。
上田 : 償う気ないだろ!!ふんまにもう!ふんまにもう!
月影 : 見ろ。横断歩道が渡れなかったせいでユウジョウにまで亀裂が・・・。
上田 : ほお。友情という言葉を貴様が知っていたとはビックリだな!!
月影 : え?友情じゃないよ?「YOU!ジョー!」だよ。
上田 : 意味わからん!!
月影 : ジョーさんに亀裂が入り始めたんで教えてあげたんだよ。「亀裂入ってんのオマエだよ、ジョー!」ってネ。
上田 : どんな状況だソレ!!どうでもいいけど紀之くんを迎えに行ってくれ〜!!!
(・・・・・・まだ渡れない・・・・・)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |