拾壱月 第壱週


  寒いから コートを着て出て 汗だくだ
                                                守餌象


  うっちゃんに 箱のジュースを 与えられ・・・
                                                紀之一多

【桃の味だよ】
月影 : そうか・・・。一多は可哀相な子どもだったのか・・・。
紀之 : あう〜ん。
上田 : それは承諾していい事柄なのか?
月影 : よし!ならば僕も負けてはいられないな!一多に何か与えるぞ!!
上田 : 与えるぞ、って・・・何を?
月影 : ん〜。とりあえず一軒家かな。
上田 : ほ、欲しーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!俺にもくれ!!
月影 : 上田くんは駄目だよ。ちっとも可哀相な子どもじゃないじゃないか。
上田 : いや、俺けっこう可哀相だぞ。俺に対するオマエの扱いとか。
月影 : 仔馬もつけようねえ〜。
紀之 : あうあう〜ん。
月影 : 喜んでる喜んでる。
上田 : 「あう〜ん」て喜びの表現だったのか・・・。
紀之 : 今夜は馬刺だ〜!!
上田 : 喰うのかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!仔馬を!?
月影 : 仔馬の横にはあなた〜ぁ。
上田 : 俺も喰う気かーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
月影 : 上田くんのお肉は固いから、やっ。
上田 : ・・・・・喜んでいいのか、悔しがればいいのか、判断に苦しむところだな。
月影 : 真っ茶なドアと茶色いカーテン、仔馬の横にはあな〜た〜。
上田 : 茶色いなオイ!!なんちゅうバランスの悪い家だ!そして俺を馬と一緒にするな!
月影 : そして庭には流れるお風呂。
上田 : 風呂ーーーーーーーーー!!!流れんでいいからゆっくり浸からせてくれ!!
月影 : 縁から手を放せば時速20キロでグルグル回れます。
上田 : ・・・・・・・し、しつも〜ん。
月影 : はい、上田さん。
上田 : 出たい時はどうすればいいんですか?
月影 : あぁ〜・・・・遠心力ではじき出される他ないですねえ。後は備え付けの棒で引っぱり出されるか、もしくは排水溝から脱出して地下ダンジョンをクリアするしか・・・。
上田 : 地下ダンジョン必要ないだろ!!!
月影 : 地下120階まであって、レベル稼ぎにはもってこいですが、奥に入れば入るほど敵が強くなるので注意して下さい。
上田 : うっ、ウイザードリィ・・・・。
月影 : ちなみに最終ボスは仔馬です。
上田 : つ、強い!!!そんなに強いのか仔馬!!ガッシュにおけるウマゴンのようなチカラを持っているとか!?
紀之 : わ〜いわ〜いあうあうあ〜ん。
月影 : コラコラ、一多くん。ラスボスに乗って遊んではいけませんよ。
上田 : クハァ!!本当に強いのか、馬アァッ!!!
月影 : さあさ、今夜はさくら肉だよ〜ん。
上田 : ラスボス喰うな!!!
             (牛刺し食べたい・・・)紀之一多+月影星之介・上田柾流





A Theatrical Campany yakoudou