拾壱月 第参週


  毛が生える ようにとおでこを 叩かれた・・・
                                                守餌象


  納豆を 食べてお口が ね〜ばねば
                                                紀之一多

【納豆トーストはうまいよ】
月影 : 上田くん、たすけてくれたまえ。
上田 : なんだよ?
月影 : 納豆の糸に絡まって動けなくなってしまった。
上田 : 女郎蜘蛛じゃあるまいし!!
月影 : ああ!納豆の糸じゃなかったのか!!な〜んだ、それなら安〜心!
上田 : いや、オマエ、女郎蜘蛛のほうが確実に危ないぞ!!
月影 : だってねばねばして取れないんだも〜ん。仕方ないから本日はこれでお送りします。
上田 : 迷惑だな〜。
月影 : ところで一緒に糸にかかっていた一多くんはどうしたろうか?
上田 : 紀之くん?いないぞ?
月影 : あ。そういえばさっき綺麗なオネエサンと一緒に糸の奥のほうに入っていったんだった。
上田 : ぬあああああああああああああああああああああああ!!!喰われたあ!!喰われたあっ!!
月影 : 彼は案外派手なタイプが好みなんだな。オネエサン、黄色と黒の服着てたし。
上田 : は、早くゥ!首がもがれないうちに助けなければ・・・・。
月影 : おいおい、上田くん、一人で何焦ってるんだい?
上田 : うわわわわ!!なんだコレ、ネバネバするぞ!?
月影 : 君、僕のこの格好見て学びたまえよ。
上田 : うごあああああああああ!!俺まで絡まってしまったあああ!!!俺も綺麗なオネエサンに首からモゴモゴ食べられちゃうんだ〜あああ!!
月影 : あ。一多くん、お帰り。
紀之 : はふ〜。
上田 : ぬあああああああああああああああ!!か、帰ってきちょるうううう!!!
月影 : オネエサンはどうしたんだい?
紀之 : (コショコショ)。
月影 : ふむふむ。
紀之 : ポッ。
上田 : 何故頬を赤らめておるんだああああああああああああ!!!
月影 : 夕日を見ながら手を握るところまでいったそうだ。オネエサンもああ見えて案外奥手なんだなあ。なんだか微笑ましいね。
上田 : ・・・・・・・・・・・・・・・ほ、本当のデートだったのか・・・・・・!!!!
月影 : 今度は何かプレゼントをもっていくといいよ。
紀之 : (コショコショ)
月影 : え?何がいいかって?そうだねえ、チョウチョの標本なんかどうかな?
上田 : オヤツだ。スナック感覚なんだ。
月影 : きっと喜ぶと思うよ。
紀之 : (テレテレ)
月影 : いいなあ、若いって。
上田 : ・・・・・・・・・・・・・・・いいか?
月影 : ところで僕の納豆、どこに行ったのかなあ?
  (本当は掻き混ぜすぎた納豆にかかっていました)紀之一多+月影星之介・上田柾





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