七月 第四週


  ガキみたく 喧嘩すんなよ 馬鹿みたい
                                                守餌象

  夏休み 無いってマジかよ コンチクショウ
                                                紀之一多

【この日程考えたヤツ、あの世へ旅立つがいい】
月影 : いや、もうビックリだよね。会社のカレンダー8月ALL出勤だからね!!
上田 : いや、もうホントウニね。
月影 : いや、もう、ほんと、これに気付いた時には、真っ向「死ねばいいのに」と思いましたね。この日程組んだ阿呆がぁ!阿呆がぁ!!ガリガリガリ・・・!!
上田 : つ、月影さん、落ち着いてェ!!鉛筆喰ってまんがな、あんたあ!!
月影 : しまったあ!!スティックダイコンを喰っているつもりだったのに・・・!!
上田 : 間違えすぎだろソレ!!
月影 : あ〜あ。もうやる気なくなっちゃったよ〜ぉ。なんか口の中ジャリジャリするし。
上田 : そのジャリジャリは自分自身のせいだからな。
月影 : 仕方がない。明日地球が滅びるって日になったら、一足先にあの世へ送ってやるくらいで勘弁してやるか。
上田 : もし本当にそんな日が来たら、オマエみたいなヤツいっぱい出てきそうでヤだな。
月影 : 記念に東京タワーの鉄骨に登るヤツ?
上田 : どっから出てきたんだ、ソレ。登る気なのか?
月影 : いや、イーハートーヴォへ向かう。
上田 : どうやって?
月影 : ・・・・どうやって?
上田 : だってオマエ、クルマも免許もネエし、新幹線だって動いてネエし・・・。どうやって岩手まで行く気なんだよ?
月影 : え?いや、普通に、秘密の抜け穴で。
上田 : ぬ、抜け穴ぁ!!!?待て、それ全然普通じゃないだろ!!どこにあるんだ!?
月影 : それは云えないよ〜ぉ。だって秘密ですもの〜ぉ。
上田 : ええい、腹の立つやっちゃ!!
月影 : まあ、でも上田くんには特別に教えてあげてもいいよ。実は、このまえなんだかよくわからない生き物を捕獲してさ・・・。本当は変態コレクターに高値で売る気だったんだけど、泣いて懇願するからソイツの持ち物と交換ってコトで逃がしてあげたんだ。
上田 : (コイツ、相変わらず鬼畜この上ない思想しとるな・・・。)持ち物って?
月影 : ふっふっふ。凄いんだぞ。なんと、行きたい場所へとつながる不思議な扉なんだ!!どうだ!!驚いただろう!!
上田 : ・・・・・もしかしてその扉はピンク色の外装をしているか?
月影 : え?なんで知ってるの?
上田 : 捕獲した生き物は青い猫型ロボットだったんだろう!?
月影 : ?ロボットかどうかは知らないけど、やたらと青くて丸かったなぁ。なんだったんだろうなあ、アレ。
上田 : ぬおおおおおおおおおお!!!どっ、ドラ●もんじゃああああああああ!!!アンタ、ドラ●もんを捕獲しよったんじゃあ!!日本の国民的キャラを!!国民的キャラををを!!
月影 : あ、あれがそうなの?知らなかったなあ。
上田 : 金曜7時のカオを変態コレクターに売ろうとしたのか、コイツは・・・!!
月影 : やたらニンニン云うヤツも捕まえたけど、見る?
      (ハットリ君か、もしくはハマー!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流