参月 第参週


  てくてくと 最近帰りは 歩きです
                                                守餌象


  ゴミ袋 ぼったくりだろ この値段
                                                紀之一多

【僕の住む場所のゴミ袋が新しくなります】
月影 : こんなうすっぺれえ黄色ビニール袋が、10枚で200円以上しやがるとは・・・怖ろしい世の中になったもんだね、上田くん。
上田 : ・・・・・・・・・。
月影 : ・・・・・・・死ねばいいのに・・・・・・。(ボソッ)
上田 : 月影さん!!いけない!!それはいけないよ!!
月影 : あっ!ごめんね!!今、僕なんか別のもの見てた!!空をピュ〜って飛んでった ね!!
上田 : ビックリしたよ、月影さん。頼みますよ、ホント。
月影 : ・・・・・・・・・・・・不法投棄・・・・・・・・・・・・・。(ボソッ)
上田 : 月影さん!!それも駄目だよ!!捕まっちゃうよ!!
月影 : うまくやるよ!!母さん、僕、うまくやるから!!
上田 : ハウス食品風に云っても駄目!!君は健気な少年じゃないんだから!!
月影 : あったナァ。僕にも、ハハを尋ねて200M先のオバチャン家までせつない旅をしたことが。
上田 : はじめてのおつかいレベルの話じゃねえか!!そういうのは旅とは云わないの!
月影 : そうかあ。その途中で魔界に通じる穴に落ちて、その後数年魔界を彷徨うことになったんだけど・・・。
上田 : また奇怪なことを!!!
月影 : 魔界が僕を呼ぶんだよ〜ぅ。
上田 : 呼ばない呼ばない。
月影 : 僕は空を飛ぶんだよ〜ぅ。
上田 : 飛ばない飛ばない。
月影 : おば〜ちゃ〜〜〜〜ん!!!
上田 : 呼ばない呼ばない!!
月影 : ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・!!!
上田 : 現れたアァ!!!!でっかいオバアチャンだ!!!
月影 : ガションガションガションガション!!ビイイイイイイイイイイイイイ!!!ドゴ〜〜ンン!!!
上田 : は、破壊!?巨大オバアチャン街を破壊!?
月影 : 大丈夫だよ、上田くん。この匂い袋を持っていれば・・・。
上田 : 助かるのか!?
月影 : 孫のメコタロウと間違えて、君だけを追いかけてきます。
上田 : うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
月影 : ガションガションガションガションガション!!!
上田 : た、たすけてくれ〜〜ぃ!!
紀之 : 袋を離せばいいのにね。
月影 : 紀之くん、必死で生きていこうとしている人間てのは美しいものだね。
紀之 : ウン!!
月影 : さ。帰ろうか。
紀之 : ウン!!
月影 : 今夜はライスカレーだよぉ。
  (ガション!ガション!ガション!ガション!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流





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