有給を 使う日ばかり 雨降りだ
紀之一多
【・・・・・・それは困りましたね】
月影 : ところで僕は、有給2枚を破り捨てる目に遭っているんだが?
上田 : だが?って云われても。
月影 : ベ〜リベリベリベリベリベリィ〜。
上田 : いやあ、潔いなあ。
月影 : ああ、しかしこの胸の怒りはおさまらず、こうして他人の有給を破り捨てているわけだが・・・。
上田 : 犯罪だよ!!犯罪だよアンタァ!!
月影 : 安心したまえ、上田くん。ちゃんと顔見知りを選んで破いている。
上田 : 顔見知り・・・って俺だあああああああああああああああああああああああ!!コラァ!!!なんてことしてくれんだ、コンチクショウ!!
月影 : うう。御免よ。ちょっとした出来心だったんだよぅ。
上田 : しっかり選んでたじゃねえか。
月影 : まあそうカッカしちゃいけないよ。僕が本当にそんな非人道的なことをすると思っているのかい?
上田 : 思っているが、しかし、ここで頷くのは得策ではない。
月影 : 僕が破った紙をよくご覧よ。
上田 : はっ!こ、これは・・・。
月影 : そ。僕は君の有給票を破り捨てると見せかけて・・・、実は君が大切に集めていたミスタード○ナッツの点数券を破っていたのさ。
上田 : うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!俺の景品があああああああああああああああああああああああああああああ!!!!アンタ、そりゃあ、ある意味、有給より大事だよ!!もうすぐ終わっちゃうんだぞ、これの期間!!!
月影 : 上田くん、やめなよ。君がミスタード○ナッツの景品なんて・・・。なんか寒いよ。
上田 : 寒い云うな!!!いいだろ!!俺の勝手だろ!!
月影 : で?毎日、フレンチクルーラーを食べているってわけかい?
上田 : ・・・・・オマエ、案外古いな・・・・・。
月影 : 上田くんほど、古くはない。
上田 : どこから出てくる、その自信!?
月影 : しかし空が暗いねえ。天気雨だったら大歓迎なんだけどなあ。水と空気と太陽は大好きだよ。
上田 : 漆黒の闇がお友達じゃなかったのか?
月影 : 僕の友達は・・・一多だけだよ・・・。
上田 : ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺はァ!?!!!!
月影 : 上田くんは・・・・・・・・・・・・・・・・・。
上田 : なっ、なんだよ?その妙な沈黙は?
月影 : 上田くんは・・・・ハヤシライス。
上田 : 意味わかんないよ!!なんだ、ハヤシライスって!!ケチャップ味か!?俺は舐めるとケチャップの味がするのか!?
月影 : いや。血液が・・・・。
上田 : ハヤシなの!?ドロドロ血液も甚だしいじゃないか!!
月影 : 強く生きたまえよ。
(マッシュルームも入ってるよ!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |