四月 第伍週


  日が昇り 青から白へと 変わる空
                                                守餌象


  一人身の 僕の“リヤル”は どこにある

                                                舞無舞無

どーん! と贅沢をして映画館に『真夜中の弥次さん喜多さん』を観に行く。
クドカンが自分で「弥次さんが喜多さんにひたすら『好きだ〜!』と叫んでる映画」と言ってたけど、まさにその通り! 弥次さんは喜多さんが大好きで喜多さんも、途中お茶屋の女の子に恋して、振られたりするけれど、結局は弥次さんが大好きなのだ。
だから、探してた“リヤル”は、お互いの傍にあるのだよ、というつまるところ青い鳥的結論が出ることになるわけだ。
周りにあるもの全てがペラペラに思えて、現実感がない・・・と思うことが、私にもよくあって(専門用語だと離人感、と言ふ)、しかし、私にはそこから引き戻してくれる弥次さん的な人がおらんものですから「・・・何で、僕、ここに居るんだろう・・・? 意味ないじゃん・・・?」と思いながら日々生きている、という。
・・・だから、つまり?
羨ましいぞ、喜多さぁぁぁん!!! 
何だよ、結局、ソレかよ。
僕もヤク中で鬱気質で、どーしよーもなくなったら、誰かが、お伊勢参りに行こうぜベイベー、って言ってくれるかな?
あと、劇中挿入歌の『ヒゲのおいらん』のDVDを買ってこなかったことを後悔しています。・・・ネットで買おうかな・・・。

  歯医者さんの 「チクっとします」は 激痛です
                                                紀之一多

【イデデデデデデデ!!!】
月影 : 上の歯の治療の際の麻酔は痛いのですよ、上田さん。
上田 : 「の」が多いな・・・。
月影 : グゴゴゴゴゴゴ・・・・!!!って針が歯茎の下を這う感覚が解るんですよ!!ねえ、上田さんっ!!
上田 : 痛い痛い!!聞いてるだけで痛いわ!!
月影 : しかもその針自体が神経に触れてるんですよ、きっとね。だってあんなに痛いんですもの・・・。あたくし、頭が痺れる感覚を味わいましたわ。よよよよ・・・。
上田 : なんで旦那に死なれた未亡人風証言なんだ?
月影 : ほんとは自分で殺したくせにね・・・。
上田 : と、自分で云わない!!!
月影 : ああ〜ら失礼。こんなに早く自白したら、2時間持たないものネ。
上田 : 2時間云うな!!!
月影 : でもどうにか治療も終わったんだヨ。
上田 : 案外早かったな。俺はまた1年くらい簡単にかかると思ってたぜ。
月影 : ソウネ・・・。椅子が倒されると緊張してしまう僕の為に、先生が毎回2時間くらいお話を読んでくれたり、時には自前のショートコントを披露してくれたりして・・・、僕もここならしばらく通ってもいいかな、なんて思ってたんだけどね。
上田 : それだああああああああああああああああああああああああああ!!!そりゃオマエ、先生が諦めたんだよ!!もうオマエとはやってられへんわ!ってことなんじゃネエのか!?
月影 : や、先生結構ノリノリだったよ。一度なんかは、3時間ほどの一人芝居を見せられてねぇ、結局先生が疲れ果ててしまって治療出来なかった、なんて日もあったんだよ?
上田 : はあ?!
月影 : 仕方ないから受け付けでグッズとパンフだけ買って帰ったよ。
上田 : んなワケあるか!!!
月影 : しかし麻酔をされると口が上手に閉じないから、口濯ぐ時に水がボトボトこぼれてしまうんだよね・・・。
上田 : ああ、あの感覚はなんか気持ち悪いな・・・。
月影 : でも僕は普段から食べ物がポロポロこぼれているから、あまり気にならないけどね。
上田 : 老いてるううううううううううううううううううううううう!!!!月影さん!!アンタ、自分でも気付かないうちに老いてるよ!!!
月影 : そほんなほとなひほぇ〜?
上田 : 口の締まりが・・・!!!月影さん、気をつけて!!
月影 : うむ。気をつけた!(ビシ!)
上田 : あ。気をつけただけでそんなに違うんだ・・・。
月影 : さて、僕はこれで失礼するよ。これから歯医者なんだ。
上田 : え?もう通わなくていいんじゃないのか?
月影 : 自ら定期検診を申し出てね、これから行って来る。
上田 : 先生を解放してやれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
               (先生・・・可哀相)紀之一多+月影星之介・上田柾流





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