歯医者さんの 「チクっとします」は 激痛です
紀之一多
【イデデデデデデデ!!!】
月影 : 上の歯の治療の際の麻酔は痛いのですよ、上田さん。
上田 : 「の」が多いな・・・。
月影 : グゴゴゴゴゴゴ・・・・!!!って針が歯茎の下を這う感覚が解るんですよ!!ねえ、上田さんっ!!
上田 : 痛い痛い!!聞いてるだけで痛いわ!!
月影 : しかもその針自体が神経に触れてるんですよ、きっとね。だってあんなに痛いんですもの・・・。あたくし、頭が痺れる感覚を味わいましたわ。よよよよ・・・。
上田 : なんで旦那に死なれた未亡人風証言なんだ?
月影 : ほんとは自分で殺したくせにね・・・。
上田 : と、自分で云わない!!!
月影 : ああ〜ら失礼。こんなに早く自白したら、2時間持たないものネ。
上田 : 2時間云うな!!!
月影 : でもどうにか治療も終わったんだヨ。
上田 : 案外早かったな。俺はまた1年くらい簡単にかかると思ってたぜ。
月影 : ソウネ・・・。椅子が倒されると緊張してしまう僕の為に、先生が毎回2時間くらいお話を読んでくれたり、時には自前のショートコントを披露してくれたりして・・・、僕もここならしばらく通ってもいいかな、なんて思ってたんだけどね。
上田 : それだああああああああああああああああああああああああああ!!!そりゃオマエ、先生が諦めたんだよ!!もうオマエとはやってられへんわ!ってことなんじゃネエのか!?
月影 : や、先生結構ノリノリだったよ。一度なんかは、3時間ほどの一人芝居を見せられてねぇ、結局先生が疲れ果ててしまって治療出来なかった、なんて日もあったんだよ?
上田 : はあ?!
月影 : 仕方ないから受け付けでグッズとパンフだけ買って帰ったよ。
上田 : んなワケあるか!!!
月影 : しかし麻酔をされると口が上手に閉じないから、口濯ぐ時に水がボトボトこぼれてしまうんだよね・・・。
上田 : ああ、あの感覚はなんか気持ち悪いな・・・。
月影 : でも僕は普段から食べ物がポロポロこぼれているから、あまり気にならないけどね。
上田 : 老いてるううううううううううううううううううううううう!!!!月影さん!!アンタ、自分でも気付かないうちに老いてるよ!!!
月影 : そほんなほとなひほぇ〜?
上田 : 口の締まりが・・・!!!月影さん、気をつけて!!
月影 : うむ。気をつけた!(ビシ!)
上田 : あ。気をつけただけでそんなに違うんだ・・・。
月影 : さて、僕はこれで失礼するよ。これから歯医者なんだ。
上田 : え?もう通わなくていいんじゃないのか?
月影 : 自ら定期検診を申し出てね、これから行って来る。
上田 : 先生を解放してやれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
(先生・・・可哀相)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |