生きていく チカラも枯れる 月はじめ
紀之一多
【なんでこんなに忙しいんでしょう?】
月影 : 月はじめの僕の友達は、この栄養ドリンクさんだけサ・・・。
上田 : その大事な友達を飲み干すのな、オマエ。
月影 : 彼は僕に元気をくれるんだ!!
上田 : その元気はまやかしなんだよ!!
月影 : まやかしでもいい・・・。今は君の力に縋りたいんだ・・・ッ!!
上田 : 昼ドラか!!さてはこのまま駄目人間へと堕ちていくつもりだろ、オマエ。
月影 : ウィ〜ック。栄養ドリンク持ってきやがれぃ〜!!
上田 : 健康なのか不健康なのか解らんな・・・。
月影 : すると娘のポム子が「やめておとっつあんっ!成人は一日一本までって書いてあるでしょ!!」。しかしポメ太郎はそんな娘を蹴り飛ばし、「うるせえうるせえ!!俺がいいっつうんだからいいんだよ!!さっさと栄養ドリンク買ってこねえかこの役立たず!」。
上田 : 長屋だ・・・。昼ドラじゃなくて時代劇だろ、それ。
月影 : ポメ太郎「薬品会社がなんぼのもんじゃ〜い!!用法・用量を守って正しくお使い下さいの意味がわからん!!最早何もわかりはしな〜い!!」
上田 : 解れ、ポメ太郎ッ!!いい大人なんだから!!
月影 : 上田くん。いい大人だからこそ、解っていても解らないふりをすることがあるんじゃないかい・・・?
上田 : 紳士の微笑みで俺を諭すな!!
月影 : ・・・・・。
上田 : 「困ったシティボーイだ」って無声音で云うな!!しかも困ったように両手を広げ、首を横に振りながら云うな!!っていうか、なんで俺がオマエの行動を説明してやらにゃあならんのだコンチクショウ!!
月影 : それが、それこそが、君の生きている意味だから。
上田 : 勝手に俺の生きている意味を決めるんじゃないッ。
月影 : 僕が決めたんじゃないよ〜。ただ、君の履歴書にそう書いてあったから・・・。
上田 : 書いてない!!そんな欄もない!!
月影 : 怒りっぽいなあ。コエンザイム喰う?
上田 : 喰わない!!
月影 : ふぅ・・・。もう僕が何を云っても駄目みたいだね・・・。じゃあ、こんどこの人を訪ねてみなさい。きっと君の役にたつから。
上田 : ん?名刺?『ココロの隙間、お埋めします』・・・!!喪黒おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
月影 : な?
上田 : 「な?」じゃない!!俺に「笑ウ セールスマン」を紹介すんな!!
月影 : いや、ほら、人生に迷われているようだったから・・・。細木数子のほうが良かった?
上田 : いや・・・ズバリ云われたら、俺、凹んじゃうから。
月影 : ズバリ云い返してやればいいのよッ!!
上田 : なんでおすぎとピーコ風に云うわけ?
月影 : ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それは云えない。
上田 : 気になるな、オイ!!
(まずは『今日の占いカウントダウン』から)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |