七月 第四週


  あっつくて 冷房かけたら さむすぎた
                                                守餌象


  驚いた 内容ほとんど 覚えてネェ!!

                                                舞無舞無

ヤツならきっと何か、どデカイことをやってくれるに違いない! 
そんな期待を胸に、私が今週手に取ったのは・・・。
河村隆一主演 『ピカレスク 人間失格』でございます!!
しどけない様子で階段に座り、こちらを見つめる、隆一・・・!
演じるは、心中未遂を(毎回違った女と)繰り返し、ついにはそれに成功し女と手首を赤い紐で結ばれた状態で、玉川上水にて発見されたスキャンダルまみれの文豪、太宰治!!
これは、絶対何かある・・・。期待に胸を弾ませたのは、当然。
そりゃもう、わくわくして、TVの前に座った私だった・・・が。
この映画を観ながら、私、洗濯物を畳んでタンスへとしまい、副業(?)の缶バッチ制作をし、2回トイレに行きました。一時停止とか一切しないで。
・・・私、大抵のものは『面白かった!』ってなる人なんですけど。
つまんなかった、とも違うんだな。何というか、全てがあっけなく、さらさらと私の目と心を通り抜け、終わっても何も残らなかったんです・・・。
いや、あのね・・・・。
予想外に、隆一が、ナチュラルに演技してたんですぅ・・・。
正直に言おう。
僕は、隆一の自分に酔いまくった大仰な芝居を観て笑って楽しもうと思っていたんです・・・。
ところがさぁ、隆一、普通なんだもん。何というか、ドキュメンタリーを観たような気分です。
人はそれを、『彼は太宰治になりきっている!』と絶賛するのかも知れない。
しかし、私は太宰に執着がなく、作品もほとんど読んだことがないため、「・・・隆一、普通だな・・・」としか思えないのだった。
自己顕示欲が異様に強いけどコンプレックス満載、とか。
それって、私の中の『河村隆一』像と一致しているのだった。だからか。
ま、そんな私ですが、ラストの心中成功シーンだけは、思わず手を止めて魅入ってしまいました。
えーと、私が覚えてるだけで2回ほど心中未遂をしていましたが、それらは全て、「・・・僕はもう、ダメだ・・・。一緒に死なないか・・・?」と太宰の方から持ちかけて、結果、失敗したって感じになってたんですが、最後の心中だけは・・・。
女に、太宰が殺されたように見えました。
いや、その女ってのがとよた真帆なんですが。いい顔でした。迫力があった。
端的に言えば、そこしか覚えていない(笑)。
ただ、隆一はともかく、出てくる女優はみんなそれぞれ魅力的でした。
僕は今までに見た中で一番美しいさとう珠緒を観ましたよ、この映画で。
しかし、「太宰の作品読んでみよう〜」とは、チラとも思わない、私だった。
ゴメン、隆一。(色んな意味で)

  通勤で 意識失う この暑さ
                                                紀之一多

【ミミズも干上がっておられる・・・】
月影 : 僕も今ここで倒れたら、このミミズみたいにシヨシヨになって、人類初の行き倒れミイラとして博物館に飾られるんだよ〜・・・。
上田 : 水をかけてふやかしてやるわい。
月影 : シーモンキーでもないのに!?
上田 : 懐かしい!!今の子どもはシーモンキーなんか知らんだろうな!
月影 : ウーパールーパーもエリマキトカゲも、なんであんな爆発的に盛り上がったんだろう?きっとあの時代はみんな頭がおかしくなってたんだな。
上田 : オマエが云うな!!!
月影 : 人面魚が来るんだよぉ〜。
上田 : 来ないよ!!今でも池にいるよ!!・・・多分。
月影 : フッフッフッ「アタシ、キレイ?」。
上田 : 口さけ女だーーーーーーーーーー!!!!これってどっちが答えでも結局おっかけられるんだよな・・・。「キレイ」って答えると、
月影 : 「・・・・・・・・知ってたもん」ってぷいってされる。
上田 : 違うだろ!!「コレでもキレイかあああああああああああ!!!」って追っかけられる、だろ!?で、「キレイじゃない」って答えると、
月影 : 「・・・・・生きて・・・・・いくのって・・・・・辛いの・・・・ね・・・・・」とさめざめ泣く。
上田 : だから追いかけてこいって!!!そういう都市伝説だろ!?それただの傷心の女の人じゃないか!!
月影 : 「時期が悪かったよね。たまたまそういう時期だったんだよね?」って肩を抱いてやって下さい。
上田 : 何故俺が・・・!!
月影 : もしくは韓国に連れていってプチ整形を受けさせてやってください。そして、骨付きカルビを喰わしてやってください。優しい生きたかを見つけてやってくだ、クハァ!!!
上田 : 泣くな泣くな!!感極まるな!!
月影 : ああ、悲しいネ、ママン。彼はすれた生活の中で、人の優しさのなんたるかを忘れて生きているんだ・・・。ねぇ、セーヌは今日も優しいよ・・・。
上田 : なんのこっちゃ!!!
月影 : ああっ!!Tシャツを後ろ前逆に着てきてしまったあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
上田 : 叫ぶほどのことかあああああ!!!!
月影 : どうりでいずいと思ったんだ。
上田 : っていうか、そんなヤツと今まで真顔で話していたのかと思うと、俺もなんだかガッカリしてきちまうぜ・・・。
月影 : 今更!?今更、自分にガッカリしてるのかい!?
上田 : ・・・・どういうことだソレはあああ!!!!
月影 : 風だよママン。風の独り言だよ〜。ねぇ、セーヌも・・・。
上田 : セーヌ関係ない!!!そのガッカリの話、じっくり聞かせてもらおうか・・・!!
月影 : ええ〜?じゃあ、今日はお夕飯いらないって電話しなくちゃぁ〜。
上田 : 実家から通うOLか、オマエは!!!
            (ミミズを踏まないで〜) 紀之一多+月影星之介・上田柾流





A Theatrical Campany yakoudou