母さんに 黒酢カプセル のまされて・・・
紀之一多
【うへえ】
月影 : ・・・これは愛?
上田 : 愛だよ!愛!だからごくんってするんだよ!!
月影 : 嗚呼!愛って美しい!!モゴモゴ!
上田 : 頬袋に溜めない!!!さっさと飲んじゃなさいッ!!
月影 : ・・・ごくり。
上田 : 偉い!偉いなぁ、星くんは!!
月影 : ・・・云っておくが、僕が今呑み込んだのはプライドだ。捨てる価値もないちっぽけなプライドなんだ!!
上田 : 涙ながらに、猫紛いなことを云われても・・・。
月影 : 何故こうまでしてお酢を摂取せなばならぬのか。だったら僕は酢の物をボールいっぱい喰ったほうがましだ!!
上田 : ・・・・・・・・ボールいっぱいの酢の物。
月影 : グハァ!!!
上田 : 駄目だろ!!想像だけで気持ち悪くなっているじゃないか!!
月影 : 酢をかけたあんかけ焼きそばで手を打たない?
上田 : それメインあんかけ焼きそばじゃないか!!
月影 : 餃子のタレ・・・。
上田 : だからそれは餃子メインだろっつの!!
月影 : 上田くんね、君、一つ聞くけど。
上田 : なんだ?
月影 : お酢ってのは、メインに成りうるものなのかい?
上田 : ・・・ウッ。
月影 : 大体お酢は調味料じゃないか。君は醤油をグビグビ飲むかね!?みりんをカプセルに入れてまで摂取しようと思うのかね!?
上田 : ・・・・・・・・・・・・・・・・・・醤油は、ある。
月影 : ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほんたう(本当の意)か、い?
上田 : ああ、ほんたうさ。
月影 : ・・・・・・・・・・・。聞かせてはくれまいか?君が醤油を飲んだ話を。
上田 : 醤油を1リットル飲んで、100Mダッシュすると死ねると云うので、試してみた。月影:ああ・・・震える仔山羊に「めえって云ってごらん!めえって云ってごらん!」って懇願していた頃だよね・・・。あの頃の君は可哀相なくらい病んでいたよ。でも死んじゃ駄目だ!!どんなに自分に絶望したとしても、死んではいけないんだよ上田くふぅ〜ん。
上田 : 違うわい!!うまい棒を賭けてたんだよ、友達と。この噂が本当だったら、俺に来年の正月に入る友達のお年玉全額が手に入る予定だったんだ。
月影 : ・・・・・・・・君は馬鹿なのかい?近年稀にみる馬鹿者なのかい?
上田 : 煩い!!俺だって恥ずかしいわい!! カーッてなるわい!!ただ、当時の俺は若かった。若くてそして・・・。
月影 : お尻の割れ目にコケが生えていた。
上田 : 生えてネエ!!!勝手に人をコケ持ちにするんじゃない!!
月影 : 僕のお尻の割れ目にはねぇ、羽根が生えてるんだよ。
(こしょばゆいよね)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |