なんでまた 席替えするかな 月初めに
紀之一多
【他のみんなは忙しいんだよ!!】
月影 : サァ、引き出しにガムテを貼れ〜。
上田 : お〜い、この荷物どこに置くんだよ〜?
月影 : 椅子やパソコンに自分の名前貼るの忘れるな〜。
上田 : 棚の裏からほこりが出てくる・・・。
月影 : 借金取りが来たら電気消せ〜!!
上田 : 夜逃げ屋かよ!!席替えだ、席替え!!
月影 : 何故、こんな月初に・・・。僕、忙しいんですけど。引き出し目張ってる場合じゃないんですけど。
上田 : 俺だって棚の中味出してる場合じゃないよ。誰もがそう思ってるよ。
月影 : 仕事場改装につき席替えで〜す。ゴロゴロ。
上田 : それを仕切ってる人がネ、定年後の嘱託で他に仕事がないから仕方ないんだヨ。他の人の都合なんてこれっぱかしも考えていないのサ。自分だけ張り切っているのサ。
月影 : その本人が本日お休みなのはどうしてですか?
上田 : っていうか、居て細かく云われるよかマシだろ。文句も云い放題だし。
月影 : で?月曜日に、この出した棚のものとか全部戻すの?誰が戻すのさ?
上田 : 俺らに決まってんだろ〜。月曜、早く行かなきゃな〜。ただでさえシメ日で忙しいちゅうのに。
月影 : 月曜日、プリンタ〜とかパソコ〜ンとか使えなかったらヤダなぁ。仕事ブン投げちゃうな。あ、それどころか、アレだね、学校給食のメインのおかずブン投げちゃう。
上田 : 給食関係ネェだろ!!怒りを小学生にぶつけるんじゃない!!
月影 : 賢い大人なので、偉い人にはぶつけられない。
上田 : カレーうどんのカレー汁なんかぶん投げられたら、泣くぞ〜小学生。
月影 : 仕方がない。僕のポケットマネーでカレーの王子様を買うがいい。
上田 : 小学生は王子を求めネェだろ!幼児の食べ物だろ、王子!!
月影 : まずは僕。それから成績の良い者から配りなさい。
上田 : 女王の教室かよ!!
月影 : カレーは駄目かぁ。じゃ、お婆ちゃんをぶん投げましょう。
上田 : ませんよ!!お婆ちゃん投げちゃ駄目でしょ!?
月影 : おおっと、婆ちゃん一回転して着地ィ!!綺麗に決まりました!!10.0!10.0!10.0・・・!!
上田 : 凄ェ!!!婆ァ凄ェ!!
月影 : 息子はそば職人!!
上田 : プロフィール感謝!!
月影 : ちなみに婆ちゃん、若い頃は手芸部で鳴らしていたそうです。
上田 : 体操部じゃネェのかよ!!
月影 : 将棋も得意だったそうですヨ。
上田 : だから一回転と関係あることを云えっつうの!!
月影 : そもそも席替えと婆ちゃんの一回転は関係ないじゃないか・・・。
上田 : オマエが云いだしたんだよ!!
月影 : も、もう帰りたいよ〜。
上田 : 泣いてネェで、さっさと片せィ!!
(め、面倒臭ェ・・・!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |