せつなさを 抱えて生きる 人多数
紀之一多
【生きるって大変だよね・・・】
月影 : はぁ〜・・・。
上田 : なんなんだ、この妙に虚しい空気は。
月影 : 虚しいんだよ・・・。そうさね、まるで胸毛がバッサー抜けたかのような・・・。
上田 : 胸毛ネェだろ!!ちょい悪オヤジかオマエは!!
月影 : こんなココロの空虚感を歌にしてみました。聞いて下さい・・・「片栗粉」。ジョワ〜ンン。
上田 : ジョワ〜ンンじゃネェよ!!虚しさは「片栗粉」に繋がらないぞ!!
月影 : そんなことはないよ。まず、ここに虚しさがあるだろ?で、その虚しさがまず、隣のオヤジにもらわれていくわけだ。
上田 : なんなんだよ、その「風が吹いたら桶屋が儲かる」的な話は。
月影 : つまり、それはアレかい?風をこう・・・避けるために桶を使う・・・と?
上田 : 違うよ!!なんでソコを直結させちゃうんだよ!?オマエ解ってて聞いてるだろ!?
月影 : わからないよ!!君の気持ちが解らないよ!!
上田 : 叫ぶようなことか!!
月影 : つまり人と人は生涯分かり合えない仮初めの間柄なのだと?
上田 : 聞くな!!俺は何も云ってないぞ!
月影 : でもだいじょうぶ。分かり合ってるつもりにはなれるさ。な?
上田 : イヤ、ちょっと待って。俺、別に落ち込んでないよ?人間関係に絶望なんかしてないよ?
月影 : もう何も云うな!!目を閉じて・・・これを喰え。
上田 : ムグムグ。なんだ、これ?
月影 : ホットケーキに魔女の作った薬(失敗作)をトッピングしたいわゆる危ない食べ物だ。
上田 : グハアアアアアアアアアアアアアアア!!!何故俺にそんなものををを!?失敗作ってのがますます怖い!!
月影 : うう・・・上田くん、例えアリクイになっても友達だよ・・・。
上田 : 俺、アリクイになっちゃうの!?長い舌でアリを喰うの!?
月影 : あ!だいじょうぶさ!!運が良ければ「銀座の蝶・サミコちゃん」ですむから!!
上田 : お水の女か・・・!!決して器量のよくない俺につとまるか夜の商売が・・・!!
月影 : つとまろうがつとまらなかろうが、君の居場所はそこしかない。クラブ「まっちょんみっちょん」しか・・・。
上田 : なんなんだ、その妙にイロモノ的な安い名前は!!どうせなら「パラダイス」とかで働かせてくれ!!
月影 : ・・・それは駄目。君はその器ではないから。
上田 : 真顔で云われると凹むんですが・・・。
月影 : ・・・・・先日、ゾウに踏まれまして・・・・・。
上田 : えっ!?サミコの話は!?
月影 : ・・・・・その後、キリンに舐められまして・・・・・。
上田 : つ、月影さん??
月影 : 知ってます?キリンの舌って気持ち悪いんですよ・・・伸びるし・・・。
(月影さんは動物園でキリンが嫌いになったそうです)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |