嫌いだと 思うが最後 戻れない・・・!
紀之一多
【人って・・・】
月影 : 上田くん、許してね。僕はポリアンナじゃないからっ!!今からアイツ、一発殴ってくっから!!
上田 : どうでもいいけどオマエ、口以外で喧嘩出来んのか?
月影 : だいじょうぶさ!!こっちには『鋼鉄のうさぎ』と呼ばれた伝説の男・2年のテッペーがついてるんだからねっ!!
上田 : 誰だよ!!しかも何に対して2年なのかもわからんし・・・。既にいい大人なんだから、穏便に生きていけよ。
月影 : こりが穏便でいられようか!!人にありったけ仕事ブン投げて、自分はへらへら楽しい長電話だよぉ!何度電話線を抜いて首に巻き付けてギュウギュウ力まかせに引き絞ってやろうと思ったことか・・・!!
上田 : 本気だ・・・オマエ、本気だな!?
月影 : ああ本気サ!いつでもテッペーを出せるんだぞ!?
上田 : テッペーって一体何が出来るんだよ・・・??
月影 : おいしいオムライスを作ってくれた。
上田 : 腕っ節関係ナシ!!
月影 : ああ〜、アイツ、逆さに吊して足の指に爪楊枝刺したい・・・。
上田 : ダメだよ!!なんか雲行きあやしくなってきたよ、月影さん!!
月影 : はっ!今、ちょっと別のお部屋行ってた!!
上田 : そうだね!!別のお部屋行ってたね!!おかえり!!
月影 : でもさ・・・憎しみは何も生み出さないよね・・・。きっと、僕がソイツを嫌いなように、ソイツも僕のことが嫌いなのさ。相手は・・・自分を映す鏡だからさ・・・。
上田 : オマエ・・・。大人だな・・・!!大人の考えだな!!そうだよ、人の足指に爪楊枝刺したりしちゃいけないんだ!ソイツの素敵なところを見つけるんだ・・・!!
月影 : 僕はポリアンナじゃねええええええええええええ!!!!(ゲシィ!!)
上田 : がふぅ!!!
月影 : 上田さんよぉ。僕の話の何を聞いていたんだい?
上田 : えっ?えっと・・・憎しみを持つのはいけないから、それを捨てて、人間を愛しましょうと云う・・・。
月影 : んなわけネェだろ!!(ガン!!)
上田 : ひぃ!!
月影 : 僕がアイツを嫌いなように、アイツも僕のことが嫌いなのだとしたら・・・、アイツも僕の指に爪楊枝を刺したいと思っていると云うこと・・・!!だとしたら、うかうかしちゃらんねぇぜ!!ヤロウども!!戦闘態勢につけぃ!!
上田 : 月影さん、アンタ、キャラ変わってるよ!!怖いよ!!イエッサー!!(グニ)
月影 : ・・・。
上田 : すっ、すいません軍曹!!つい、うっかり足を踏みつけてしまいまして・・・!!ワザとじゃないんです!!信じてください!!
月影 : ふふ・・・よいのですよ。私は博愛主義者ですから。
上田 : 違う!!云ってることとやってること違ってるよ月影さん!!
月影 : あ。あと、僕、軍曹じゃなくて総督だから。
上田 : く、位高ッ!!
(会社で大変納得のいかないことがあったようです)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |