四月 第四週


 歩こうと しても実際 とまってる

                                                守餌象

  年下の 可愛い可愛い 男の子

                                                舞無舞無

フレッシャーズシーズンです!(え?!今頃?)
我が社にも新人が3人入りました。・・・まだ顔観てないんだけど。(彼らはまだ工場で導入研修中〜)
しかし、気になるのはあと3人もどうやって事務所に座らせる気なのかってことだ。
今現在、既にギュウギュウなんですけど。どう考えても物理的に不可能だと思うんですけどっ!!
しかし、社長が「事務戸棚を買いたいからアス○ルのカタログ見せて〜」と、言っていたので、何か策があるんだろう、きっと。
・・・私に面倒が降りかからない形でお願いします(笑)。
はてさて。
まだ、顔を見ていないのに何が「可愛い可愛い」なのかと言いますれば、巷にいる、新入社員と思われる子たちのことね。
なんつーか、初々しくて、微笑ましい。
・・・これでも数年前は(自分の容姿はさておき)、『好みか好みじゃないか』みたいな基準で見てたんだけどな、結構。
それが今ではすっかりお母さん気分ですよ。ぎこちない受け答えとか、お馬鹿な発言(ex:「黒い朱肉を貸して下さい」(←スタンプ台のことらしい))が、微笑ましくて仕方ないのである。オバチャンだ・・・。
もう、あと5年もすれば「え?! 昭和生まれなんですか。へぇぇぇぇ〜」とか当たり前に言われるんだろうなぁ。しみじみ。
そんなオバちゃんの最近のお気に入りは、会社近くの郵便局にいる、胸に『見習い』の札をつけたオトコノコだ。
多分まだ、十代。
先週は、横に先輩がくっついていて、手取り足取り仕事を教えていたが、どうやら今週からは独り立ちしたらしい。
大きなおめめをキョトキョトさせて、不安げにカウンターの中に立っていた。
「200円と400円の印紙を1枚ずつ下さい」
『なるべくなら僕のカウンターには並ばないで下さい!!』という切実なオーラを無視して、彼に話しかける私。(こういうとき、『オマエは自分をMだと思っているようだが、実はSの国の住人だ』という某氏の発言を思い出す・・・)
「あ、えーと、ハイ。しょ、少々お待ち下さいませ・・・」
彼がフラフラと品物を取りに行く間に、1100円を出しておく。
「200円と400円の印紙・・・1枚ずつ・・・」
戻ってきて復唱をした彼の動きが、カウンターのお金を見て、ふと止まった。
自分の手の中の印紙と、カウンターのお金を見比べる。
「えと・・・。1枚ずつ、ですよね?」
「ハイ」
「あの、600円なので・・・」
彼は恐る恐る、こう切り出した。
「この100円は要りません・・・」
嗚呼! 嗚呼! 嗚呼! ごめん、オバちゃん、今、ちょっと胸がキュンとしたわ。
微笑みながら、彼に教えてあげる。
「いえ、お釣りは500円玉を下さい」
かくして彼は、瞬時に顔を真っ赤にして、
「あ。あ。す、すみませんっ」
と私に平謝りしたのであった・・・。
ああ、可愛い。すっげぇ可愛い。これを、52歳、定年まであとわずか、みたいなオバちゃんがやったら、多分、すごくイラつくんだろうけど(同族嫌悪?)。
若い男の子がやると、
「イーエ。お世話さま」
とか言っちゃうんだね、オバちゃんはね!!!!
男の人が若いおなごが好きなように。
女だって結構、若いおのこが好きなのだ! というお話でした・・・(笑)。

  ここしばらく 川柳のことを 忘れてた
                                                紀之一多

【そういえば書いていなかったような・・・?】
月影 : 僕らの進む未来って何だろう?いつか死ぬのに、一体何を希望にして生きていけばいいんだい?
上田 : そんなことを云ってたら何も出来ないだろ。何か目標を持つんだ!そうすればなんとなく毎日楽しいような気になれる!
月影 : 目標・・・。お盆過ぎに浜辺に打ち上げられるくらげを海に帰してあげる・・・。
上田 : 期間限定な目標だな。その他の季節は何してるんだ?
月影 : ジャワ原人の発掘。
上田 : もう駄目!!わからない!!君のことがわからない!!
月影 : 君の趣味を考えた。
上田 : ・・・普通、趣味は自ら好んで行うものであって、人に考えてもらうものではない。
月影 : 聞きたい?
上田 : ・・・まぁ、一応。
月影 : 北海道のラベンダー畑のラベンダーをむしること。
上田 : ・・・・・・・・・・。
月影 : オフシーズンにはもっぱら、豚骨スープを作っているんだってね?
上田 : はっ!!コイツ・・・アリもしないことを、さも俺から聞いたかのように!?
月影 : そのスープをどうするか知りたい?
上田 : い、一応!!
月影 : 出来上がったら捨てる。
上田 : 飲まないのかよ!!もしくはラーメンにして誰かに食べさせるとか!!
月影 : 捨てるからこそ趣味なのだよ。上手に出来た豚骨スープに満足し捨てるんだ。さぁ。
上田 : ああっ!!いつの間にか手に鍋が!?中には豚骨スープがなみなみと!?
月影 : 君はそれをこれから捨てねばならぬ。自らの趣味を完成させるためにね。しかし、それを捨てると夜中に出てくるもったいないお化けに苛まれる。
上田 : ・・・・出来れば捨てない方向で。
月影 : その選択肢は正しくありません。
上田 : ・・・・では苛まれる方向で。
月影 : 認識しました。君はもったいないお化けに苛まれ、それでも豚骨スープを作り続ける人生を送るでしょう。
上田 : 嫌だ!!俺はそんな人生望んでいない!!リセットだ!!
月影 : ではリセット。君の名前を入力してください。
上田 : ええと・・・ピピピッピピと・・・。面倒臭いな。
月影 : 君は明日、君の母となる者から生まれます。君が今持っている記憶や人格は、生まれ出る際に全て消え去りますのであしからず。それでは新たな人生へ、いってらさ〜い。
上田 : そ、そんな!!嫌だ!!俺は俺を忘れたくない!!そんなの死ぬのと一緒じゃないか!!リセット取り消し!!
月影 : 取り消しはききません。あなたの判断ですよ?ボンボヤージュ、上田くん。
上田 : う、うわああああああああああああああああああああああああああああ!!!
月影 : ・・・・・・・・(がばっ)なんだ、夢か。・・・・ちっ。
上田 : ん??どうかしたか??
         (月影さんの夢だったのか!?)紀之一多+月影星之介・上田柾流




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