伍月 第壱週


  あ、しまった 水曜更新 忘れてた

                                                守餌象

  消えるはず ないもの消える 僕の部屋

                                                舞無舞無

やぁ、諸君。・・・全員揃っているようだね。
研究で何かと忙しい時期に集まって貰って、申し訳ないと思っている。
実は諸君にちょっと聞きたいことがあってね・・・。ん? 何だね、マイケル?
『博士の花瓶を割ったのは僕です』?
・・・いやいや。そんなことを聞きたかったわけじゃなくてだね・・・そうか、あれをやったのは君だったのか・・・。いや、いいんだよ。パッと見高そうに見えたかもしれんが、実はあれは、百均で買ったものなのだ。
怪我はなかったかね? 無傷。ふむ、結構。これから気をつけるんだぞ。
それで、だ。本題に入らせて貰うが、いいかな?
すごく、言いづらいことなのだが・・・昨日から私の部屋で見あたらないものがあるのだよ・・・。
って、オイ、どうしたんだ、ヤン?! 待ちなさい、話の途中で何処へ行く?!
『シュナイザーの野郎の仕業ネ! 許せないネ!!』って・・・、おいおい落ち着きたまえ。私はまだ、何が無くなったのか言っていないし、シュナイザー博士が私の研究室に入って来られるわけがないだろう。え? 違うよ、違う。なくなったのは例のモノじゃないよ。第一、アレのことはここにいる人間以外は知らないはずなんだから・・・。全く、短気で早とちりは相変わらずだな。
そこが君の良いところでもあるんだがね。
え? 勿体ぶらずに何がなくなったのかを言えって? 私の話が回りくどいのがいけない・・・。そうだね、すまなかった、マリアンヌ。
話を進めよう。
実は・・・そのなくなったものは何かと言えば・・・。うーむ、やはりちょっと言いにくいな・・・。余りにも情けない話なので・・・。いや、そう睨まないでくれたまえよ、マリアンヌ。折角の美しい顔が台無しじゃないか・・・ってこれはセクハラか。すまない。
え?『ミケならお隣のデービスさん家ですよ』? ・・・ああ。そう言えばミケも昨日から姿を見てなかったな。いや、これはウッカリ。全く気付いていなかったよ。研究に入ってしまうと、つい、奴のことを疎かにしてしまってね。
悪いとは思ってるんだが・・・。教えてくれてありがとう、マサヒコ。
後で、うちのヤツが作ったチェリーパイを持って、デービスさんのところにお礼に行くよ。
・・・時間がないから早く用件に入れ? ああ、マリアンヌ、本当にすまない。
今度こそ、単刀直入に言うから、どうか、そのペーパーウェイトから手を離してくれないか。老い先短い年寄りとは言え、そんな痛そうな死に方をするのはゴメンなんだよ。
さて。
じゃあ、前置きはここまでにして、ズバリ聞こう。
昨日から、台所にあったはずのヤカンがどこを捜しても見つからないのだが、誰か、知らんかね?
ど、どうした、みんな!? ガッカリした顔をして!!!
『下らないネ』って、ヒドイじゃないか、ヤン!!!
『湯沸かしポットがあるんだからいいでしょ』、そりゃそうだが、しかしマイケル!!

うわっ、マリアンヌ、それを投げるのは止めてくれ、うわぁぁぁ!!!


ってな訳で、ヤカンが昨日から見つかりません。どこに消えたのでしょう?
特に困ってはいませんが(湯沸かしポットがあるので)、気味悪いです。

  1時間で 既に号泣 MOTHER3
                                                紀之一多

【思わず叫びます】
月影 : エイドリアアアアアアアアアアアアアアアアンンンンン!!!!
上田 : それロッキーだね!!ロッキーだよね!?
月影 : ロッキーじゃないヨ。
上田 : 目が垂れてきた!!
月影 : 筋肉いのちヨ!!
上田 : スタローン、そんなキャラじゃねぇだろ!!
月影 : 違うよ。今のはシュワちゃん。
上田 : 知事!!何やってんすか、知事!!筋肉より政治だろ、今は!!
月影 : 「筋肉いのちヨ」は、確か石原都知事も云ってたよね?
上田 : 云ってないよ!!アンタそんな、そら怖ろしいこと云って!!東京に入れなくなっ も知らないぞ!!
月影 : あれ?青島さんだったかな・・・?
上田 : いや、確かに石原さんか青島さんかって云われたら、青島さんだろうけど・・・青島さんは筋肉アピールしないだろ!?筋肉に興味ないぞ、多分。
月影 : じゃあ誰ならいいんだヨー!!チャックか!?ケントか!?サンコンか!?
上田 : ・・・・チャックだろ。
月影 : チガウヨー!そんなことナイヨー!ユタは田舎じゃないヨー!!
上田 : それケントだろ!?
月影 : もしも残業で疲れた時に、宇津井健が後ろからそっと緑茶を差し出してくれるのと、高倉健がそっと白飯を差し出してくれるのと、田中邦衛がそっとラーメンを差し出してくれるの・・・どれがいい?
上田 : まずはその質問になんの意味があるのか教えてくれ。
月影 : はい、田中邦衛ね。
上田 : なんにも云ってないだろ!!邦衛さん、選んでないだろ!?
月影 : 宇津井さんを選んだあなた、今日は鬼に出会いそう。出戻り娘に気をつけて。高倉さんを選んだあなた、今日は死んだ娘が幽霊になって現れそう。おいしいものを食べさせてあげれば成仏するでしょう。邦衛さんを選んだ上田くん。
上田 : えっ!?俺一人!?
月影 : 今日はちょっと純が問題を起こしそうな日。目を光らせて!!
上田 : ・・・・一体俺にどうしろと云うんだ・・・・!?
月影 : しかも蛍が!!
上田 : ビクゥ!!
月影 : ・・・・・・・・・・・・・いや、なんでもない。
上田 : 気になるなあ!!ハッキリ云えよ!!蛍がどうしたんだよォ!?
月影 : なんでもない・・・・なんでもなあああああああああいいいい!!!(ダッ!!)
上田 : コラー!!走り去るなああああああああ!!!なんかすごく気になるだろうがああああああああああああああああ!!!
月影 : そうかい?
上田 : うおっ!!なんで走り去ったのに後ろにいるんだオマエは!?人外な真似はよせ!
月影 : 人外な真似じゃないよ。トランポリンで飛んできたんだ。
上田 : それはそれでオリンピック出なさい。
             (まったくだ・・・!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流




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