耳の中 掻いても掻いても 掻き足らず
紀之一多
【耳の中に入りたい】
月影 : そしてそのまま不思議な国に行くの。
上田 : 「行くの」じゃない!!耳の穴が不思議の国につながっているワケないだろ。
月影 : じゃあ、どこの穴さ?鼻の穴かい?それともケ・・・。
上田 : それ以上は云ってはいかああああああああああああああんんん!!川柳コーナーから追放されるぞ!!
月影 : (ケイン・コスギの鼻の穴がどうしていけないんだろう?)
上田 : とにかく落ち着け。不思議の国なんてものはこの世に存在しないのだ。
月影 : じゃあ、僕は存在していなと云うのかい!?
上田 : はぁ???
月影 : 僕は不思議の国の住人だから。その証拠にクリケットを愉しんでいる。カコーン。
上田 : オマエ、文字だけだからって適当なこと云うんじゃないよ。それボーリングのフォームだろ!!
月影 : ヘッドピンに斜めから当てる方向で。
上田 : しかも倒しにかかってんじゃねぇか!!
月影 : スポーツはあまり得意ではないので、ちょっと違った方向で勝負しませんか?
上田 : 勝負・・・??
月影 : ええ。刺繍とか、リリアン編みとか、朝顔を育てるとか。
上田 : 朝顔を育てるのは時間がかかるのでちょっと・・・。まだ時期も早いですし。
月影 : じゃあ、ニジマス釣りで勝負だ!!(ピコーン)
上田 : 『どうぶつの森』か!!
月影 : 上田くん。
上田 : なんだ?
月影 : 明日、燃えるゴミの日なので早退させていただいてよろしいでしょうか?
上田 : 唐突な・・・!!
月影 : ちなみにあさっては資源ゴミの日なので、早退致します。
上田 : ゴミの前の日に何故、早退をするんだ?
月影 : ゴミを出す用意をしなければなりませぬので。
上田 : そんなもんちょちょいっと出来るだろう!!ちょちょいっと!!
月影 : ちょちょい・・・その安易な分別が、地球の温暖化を進行させているのではないですか?
上田 : す・・・すいません。
月影 : 君のその安易な生き方が、人気コンビニの近くのコンビニを潰しているのではないんですか!?
上田 : それは俺とは関係ない!!!
月影 : 無邪気な顔してお爺ちゃんの盆栽を粉砕して・・・まったくなんて人なんだ君は!!
上田 : 無実だ!!俺は何もやっちゃいねぇ!!
月影 : 婆さんの入れ歯にみかん汁を垂らしたのもオマエなんだろう!?
上田 : 違う!!俺はやっちゃいねぇ!!それどころか考えるだけでリンパが痛ェ!!
月影 : ・・・逮捕です。
上田 : 有無を云わさず!?
月影 : う〜む〜。
(あ、自分で云った!!)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |