ある日のね カバンの中に 生トマト
紀之一多
【もらったので】
月影 : まぁ驚きですよ。「ちょっと君、カバンの中見せてくれるかい?」って云われて、ぶわってカバン開けたら、生のトマトがゴロゴロゴロ入ってるわけですから。
上田 : オマエ、それまさか・・・万引きなのでは!?
月影 : ふふふ。違うよ上田くん、ちゃんとした貰いものなのさ。
上田 : 貰い物にしても、何故生のトマトをそのままカバンに入れているんだ?
月影 : こうして常に持ち歩いていれば・・・・いつかジャムになるかと思って・・・。
上田 : ならないよ!!なんなんだ、そのトラは回るとバターになる的考え方は!?
月影 : もしくはいつ何時、トマト祭が始まってもいいように。
上田 : ここ日本だから。起こらないから、トマト祭。
月影 : さらに、憎いアイツにフォーリンラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアブ!!!!!!届け、俺の愛ィィ!!!(トマト全力投球)
上田 : 殺す気だよ!!アンタ、全然落ちてないよ!!っていうかむしろソイツのが、アッチの世界に落ちていくよ!!
月影 : こんな形でしか、人を愛せない人間だから・・・。
上田 : 愛じゃないだろ!!はっきり憎いアイツって云っちゃってんじゃねぇか!!
月影 : 肉・・・い、アイツと。肉ぽいねっていう・・・ね?
上田 : 無理だよ。無理があるよ。
月影 : 無理を通せば、腹のお肉が引っ込む・・・か。
上田 : 意味がわからん!!道理が引っ込む、だろ!?
月影 : 埼玉市在中ホンデ氏の頭のある部分が、引っ込む・・・。
上田 : それ頭蓋骨陥没だよね!?医者に行ったほうがいいよね!?
月影 : のび太の打った球がまさかあんなことになろうとは・・・!!
上田 : しかものび太のおおおおおおおおおおおおおおおお!?なんて柔い頭蓋骨だ!!
月影 : 僕は脳味噌が柔い。ふにゃふにゃだ。
上田 : オマエ、それでよく世の中渡っていってるな・・・。固めるテンプルでも使ったほうがいいんじゃないのか?
月影 : 僕の脳味噌を油と一緒にしないでくれたまえ!!
上田 : ウッ・・・す、すまん。
月影 : まったく失礼な人だ、君は!!固形コンソメと一緒にするならともかく!!
上田 : ・・・・・・固形コンソメレベルなんだ。
月影 : バカヤロウ!!コンソメは万能だ!!この世の八割はコンソメ業界が動かしていると云っても、過言ではない!!
上田 : んなわけあるか!!
月影 : ・・・・・・。少々過言だったかも知れない!!
上田 : 思い直した!!なかなか素直なところがあるじゃないか。
月影 : 一つだけ譲れぬことがある。
上田 : ん?
月影 : 古代インカ帝国の滅亡には、間違いなくコンソメ業界が関わって・・・・。
上田 : おらんわああああああああああああああああああああああああああ!!!
月影 : アルカトラスは八割方コンソメで出来て・・・。
上田 : いないッッ!!!
(世の中、ほぼコンソメですわい)紀之一多+月影星之介・上田柾流 |