其の四拾参『七海、壊れる!!〜梅雨篇〜』の巻 |
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「ああっ。もう頼むから家に帰らせてくれッ!」 離婚の危機ではない。 朝からこうもどんよりした灰色の空を見せられれば、誰もが一度こう呟いてしまうだろう。まだ出かけてもいないのに、既に家に帰りたくなってしまう気分にさせるとは・・・怖るべし、怖るべしだぞ、梅雨空!! こんばんわ。 『閉所恐怖症だからダンジョンに入れない』という理由で、冒険者になることを諦めた私こと七海です。(そうだったのか・・・!) 梅雨のジメジメにやられ、すっかり頭の中に青黴が生えてしまいました。 知らなかったよ〜ん、空がこんなに青〜いとぉ〜わっ♪ っていうか知っとけよ、俺!!生まれてから何年だ!!(爆)つうか空も青くねえしな・・・、目を覚ませ、目を〜!!(ガシガシ!) 梅雨です。 一年の中でこれほど意味もなく憂鬱になる時期は他にありません。 そこで今回は『梅雨を楽しく過ごす方法』について考えましょう。 1.雨の中、アロハシャツに短パンにビーチサンダルという出で立ちで傘もささずに町中を走り、建物の中に入るときには必ず「いやあ、参ったよ、突然スコールがさあ・・・」と、あたかもハワイ旅行中に雨に降られた旅行者を装う。(しかも台詞は少々自慢げに、なおかつはにかみながら半径5M以内の人間に聞こえるように言わなければならない。) 2.通勤中に自分の足に泥水をひっかけた車を延々と追いかけ続け、気付けば何故かカリフォルニアにいる。(この場合必ず会社に連絡を入れ、怒る上司相手に「えっと・・・とりあえず、今カリフォルニアにいるんですけどぉ」と照れながら切り出さねばならない。) 3.「オラオラ、テメエら、もっと降ってこいよ〜〜〜!!」と、ロックバンドのMCのように雨雲に叫びかける。そしてしばし、目を閉じ、両手を広げて雨の反応を全身で堪能した後、おもむろに「雨が・・・オメエらが大好きだああああああ〜〜〜〜〜〜!!!」と、マイク片手に絶叫する。(あまつさえその後、最高のバラードを雨の中歌い上げなければならない。) 4.いっそのこと素っ裸にタオルを巻いた銭湯スタイルで出かける。(しかしその際、頭に折ったタオルを乗せ、手には石鹸と携帯用シャンプーの入ったケロヨン桶を持っていなければならない。足下は裸足ではさすがに危ないので、名前入りの上履きなどを履いておくとベストである。) 5. ★男の人・・・別に何事もないのに「チクショウ・・・チクショウッッ!!」と小さく叫び、目元を何度もゲンコツで拭いながら雨の街中を一直線に走り抜ける。(その際ワザとガラの悪そうなお兄さんにぶつかり、インネンをつけられてボコられ、たまたま電柱脇に置かれていた黒のゴミ袋に埋もれて自嘲気味に「へ、へへへ・・」と笑わなければならない。) ★女の子・・・別に何事もないのに、セーラー服にお下げ髪姿で、うつむきながら雨の街中をトボトボと歩かなければならない。(皮カバンは両手で持ち、スカートは膝下3pであることが理想。なお、靴下は白で三つ折りであることが原則。) ★女の人・・・別に何事もないのに、人通りのない路地裏で「ふふふ、アタイも馬鹿だね。こうなることはわかってたってのにサ・・・。」と泣きながら雨に打たれる。(服装と化粧は出来るだけ派手なものを。髪型は長い巻髪が良い。何故か必ずヒールを片方だけ脱いで手にぶら下げていなければならない。) ★子ども・・・「うわ〜い!!」とあたかも雨が好きかのように走り、水たまりの真ん中であえて転ぶ。(その際、ランドセルの金具が止まっておらず、中の教科書を全部ぶちまけてしまい、次の日、ベロベロに膨れた教科書を持って行かざるえなくなり、友達に笑われれば勝ったも同然である。) ★おじいちゃん・・・嫁に発見されるまで、庭先で雨に打たれながら空を見上げる。(サンダルをつっかけ、腕は必ず後ろに回すとより哀しさが増してくる。) ★以上のことを、同じ場所を使って同時に行う。 6.降ってきた雨を全部飲もうとする。(その際に、「あれ?あれ?・・・・おかしいなあ・・・出来るハズなんだけどなあ・・・」などの言葉を小声で交えながら行う。) いかがだろうか。 この項目のうち、一つでもウヘヘと笑ってしまった人は、明らかに頭に青黴が沸いているので是非とも気をつけていただきたい。 でも落ち込んではいけない。 そんなアナタのラッキーパーソンは『カビた大福』! 食べようとして真っ白な大福の裏側にミドリのカビを見つけたら、心が落ち着くまでとことんペシャンコに潰そう!! そして気が済むまでペシャンコになったら、一息ついて、 「ギョウザの皮かよ!!」 と、ツッコもう。 そうすればアナタは一日ハッピー。ストローを突っ込んで中のアンコだけ吸い出しても何もイイことなんかないぞ! では、よい梅雨をッ。 (ああッ、なんだかワケのわからない境地に達してしまった。この前、龍騎アルバム『LastMessage』を聞きながら歩いていたら、どうやら相当シマリのない顔をしていたらしく、後にあちこちでツッコまれまくってしまった。っていうかなんでそういう時だけ目撃されるんだ僕ぁ!(爆)) |