其之六拾狗『我が愛しのマンハッタン』の巻



 ああ〜ん、この文章がHPに載る頃には、もう『マンハッタン』は最終回に突入してしまうのねっ!そうなのねぇっ!(←赤羽ちゃん風に)
 我が青春の『マンハッタン』が次回最終回を迎えてしまうのだ・・・!(現在11日。そして私の体温は36度8分。具合が悪いというにはあまりにも中途半端過ぎて逆にテンション高いッス!もう今からでもポット回収に行けるッス!)
 毎回毎回、我々夜光堂を爆笑の坩堝に突き落としてくれた珠玉の時間がもう無くなってしまうのだと思うと、なんだかもう眉毛も八の字にならんばかりです。
 くそォ、こうなったら夜光堂のクリスマス会もマンハッタンでやらせろっつうの、このドロボウ蛇がぁッ!!(しかし解らない人にはとことん解らないな。もう解る人だけ笑って下さい。もうそれでいい・・・!『マンハッタン』に関しては・・・ッ!)
 夜光堂では、『マンハッタン・ラブストーリー』DVD購入計画が水面下でジワジワと進行中なのだ。いや、もうなんなら公演の前説で『軽井沢婦人』やります、俺たち。(←やらネエって!だって船越役が取り合いになるから・・・!)
 う〜ん、『マンハッタン普及委員会会長』としては嬉しい限りではないか。(※『クリスタル・クロック』練習日記参照)
 隣の人が『白い巨塔』で唇を噛みしめている間、僕は『マンハッタン』で笑いを噛みしめるあまり思わず唇を噛み切ってしまったよ。流血!まさに赤い女!
 ありがとうマンハッタン!
 おめでとうマンハッタン!(何がだ)
 さようならマンハッタン!
 いやしかし、ちょぉ〜っと待ってくださいよ、奥さ〜ん。
 確かにこの文章が載るのはマンハッタン最終回の頃であるが、これを書いている私にはまだ一週間の時間がある。
 お別れなんてまだ早い!!
 今からでもウエハースを買ってくる時間は充分にあるんじゃないのか!?
 決めたよ・・・。
 私の人生と経験と魂を込めていわせてもらう。
 明日の夕飯は、『カレー道場』だ!!
 さあ、共に叫ぼう。
 「具が、多〜〜〜ほほ〜〜〜い!!」


 ・・・・・・。


 しまったぁ!私としたことが、自分の想いのたけを述べるだけ述べてすっかり満足してしまったぅ。
 では、最近私の周りに起きた少しだけ滑稽な話をさせてもらおう。
 あれはついに関東の最高気温が一桁台に突入した日の夜だった。
 チャリンコ通勤族である私の手は、もう既に限界に達していた。
 さ、寒い!
 そうだ、手袋だ。手袋を買おう。
 思い立って入った店で、私は、私の好みにピッタリマッチするデザインの手袋を見つけることが出来なかった。
 私は悩んだ。
 妥協してもいい。今ここで手袋を買えば、帰り道は凍えることなく快適な自転車の旅を送れるだろう。しかし、いいのか。いいのか七海。今ここでお金を自分の納得行かないモノにつぎ込んで、それでオマエは本当に満足出来るのか?!
 亜希子先生だって行っている。
 「よ〜く考えよ〜。お金は大事だよ〜。」
 そうだ。本当に自分の欲しい手袋に出会った時、その時こそがこの財布のポッチンを外す時・・・!
 私は決めた。
 例えこのまま手がすり切れ、流血しようと、今ここで妥協で手袋を買うのはやめようと。しかし、生手が堪えきれないほど冷たいというのもまた確かなこと。どうにか手をガードする・・・・手袋の代用品はないものか。
 は!寝てました。
 そうだ、ビニール袋ならどうだ。
 地下の食品売場の荷物詰め場で、カラコロと巻いてあるあのビニールを手に被せれば・・・・。剥がれた時の静電気が手に絡みついて・・・・ふわ〜、温か〜い・・・・。
 いや、駄目だ駄目だ!
 仮にも『ジンジャエールでボヘミア〜ンの会会長』である私がそんな情けない格好をしていては、示しがつかないじゃないか。
 悩む私。
 しかしそんな私の目に飛び込んで来たのは、百均ショップの看板であった。
 なるほど今の百均は大変に進化している。手袋の一つも売っているかもしれない。温かくなくたっていいんだ、今は、この手に当たるナイフのような風が防げれば・・・・。
 ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・・・と叫びながら向かった百均ショップ・・・・仮に『ギャランドゥ』と名付けよう・・・・に、果たして手袋はあった!
 迷わず黒い手袋を手に取り、レジに向かう。
 店を出るや否や、私はブチブチと素手でタグを取り去り、早速手袋を身につけたのだ。
 ・・・・スケスケだぁ・・・・・確かにこれは温かくない。しかし百円で風がしのげるんだ、今日の所はこれでいいじゃないか。
 フッと微笑みながらふと手袋をはめた手を見ると・・・・。
 ぬあああああああああああああ!?!!??
 穴が・・・・!!
 買ったばかりなのにすでに穴が開いている〜〜〜〜!!!
 私の左手の小指の根本は、まるであの月に刻まれているクレーターの如くポッカリと開いていたのだった。
 そりゃないよ、『ギャランドゥ』さん・・・・。
 しかし百円で買った手袋に文句をつけに行くというのも、あまりにも情けない。
 八の字眉毛になりながら、私はしばし自分の手をジッと見つめ続けたのであった。
 ・・・・こういうデザインなの?


(シティサイクルタイプの自転車に四六時中乗っているせいで、最近肩がやたらとこります。もうコレはマッサージ師にやっつけてもらうしかないかも知れない。でもヨダレを垂らしてしまうかも知れない。「コリトレ〜ラ(←店名)」とかでヨダレ垂らして寝てる僕を見ても、見なかったフリして立ち去ってネ。じゃあね、チャオ。(←今時ベッシーだけだよ、チャオって云うの・・・。でも似合ってるよ。アンタ、似合ってるよ!))