其之七拾鹿『意味無し平日日記』の巻 |
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ブリを一匹、利根川に放してみました。 こんばんわ、僕です。 【月曜日】 高熱で倒れ臥す。 譫言で「ピザが食べたい・・・・ピザが食べたい・・・・」と呟く僕。 目を醒ますと、テーブルの上にピザが置いてあった。 「こ、これは・・・・!」 ホクホクとまだ湯気のたつそれを見て、僕は思った。 「コビトさんや・・・・。コビトさんがおるんやぁ!!らりふ〜、らりふ〜、コビトさんからの贈り物なんや〜ァ!僕の大好きなアイダホスペシャルや〜ぁ!ひゃっほ〜!」 んなわきゃない。(←タモさん) 病の僕のもとを訪れるのは、夢のあるコビトさんなどではなく、ガサガサの箕のを被った妖怪ぐらいのものであろう。 妖怪は弱っている僕を見てヌヒと笑い、こう云う。 「油を持って来たである。呑むである。元気になるである。」 そして徳利に入った生温い油(色々なところでコソと盗んで来たものと思われる)を、僕の口に入れようとするのだ。 「や!やめろゥ〜!」 「呑むであ〜る・・・・・呑むであ〜る・・・・・!!」 グイグイ、グイグイ。 ぐはァ・・・・僕の口の端からぬっとりとした油の感触が流れ込んでくる。 「う〜ん、ゴクゴクプハ〜、わ〜い元気になったぞ〜い、ってアホゥ!!」 油すましにノリツッコミ。 妖怪がニヤリと笑った。 そしてそこで・・・目が醒めた。 テーブルの上にはヒンヤリと冷え切ったチーズカピカピのピザと、なにやらドロリとしたモノが入った茶色い徳利が、確かにそこにのっていた。 【火曜日】 『僕と彼女と彼女の生きる道』を見て、ほんのり涙。 その後『ブシドー・ブレイド弐』でコントローラーを恨みの門へおくる。 武士道とは情け無用の世界なり。 往生しろよ・・・! 【水曜日】 チカチカと部屋の蛍光灯が点滅し出した。 僕の家はナントカ基地ではないので、これはきっと警戒信号ではなく、長年そこで僕の生活を見守っていてくれた蛍光灯がキレだした証拠なのだろう。 仕方がないので、我が愛する内P軍団『NO PLAN』のCDを聞きながら、カチカチする蛍光灯の元でしばし熱唱。 Mステ気分を味わう。 その後、何事もなかったかのように冷静に蛍光灯を取り外し、新しいものに付け替えた。 ・・・・明るい・・・・。 お母さん、部屋の中ってこんなに明るいものだったのね・・・・。 感動よ。 明美、感動よ。 そして僕はありったけの優しい微笑みを浮かべて電気を消し、寝た。 【木曜日・曲の前フリをするミュージシャン口調でお読み下さい】 金曜日だと思っていた。 一週間分全てのチカラを、うっかり使い果たしてしまった。 きっと明日は・・・・・抜け殻だ。 そんな僕が、故郷の青い空を思い出しながら演出しました。 二時間半見続けて下さい・・・・『ハムレット』。 ぷわァ〜ん。(OPテーマが盛大に流れる) 【金曜日】 ごはんとか食べた。 成人式で暴れた奴らを、ちょっとした一人暮らしのお婆ちゃんのもとへ放り込んでみました。 こんばんわ、僕でした。 (「カムチャッカの青年がきりんの夢を見ているとき」で始まる谷川俊太郎『朝のリレー』を覚えている方はいるだろうか。ふと手にした『二時間目 国語』という、教科書に載っていた懐かしの物語や詩を掲載した本。その中にその文字を見た時、僕が学生だった頃の感覚がグアと蘇ってくるような気がした。懐かしい・・・!あった、確かにあったよ、と頷きのこの本。他にも「スイミー」や「かわいそうな象」や「馬琴頭」や「トロッコ」や「こころ」や「注文の多い料理店」など懐かしさムンムンのラインナップである。是非とも手にとっていただきたい一冊だ。) |