| 其之九拾尼『いんた〜みっしょん【旅の幕間】』の巻 |
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雨だ。 雨ダス。 日本列島、ついに台風がヒョロリとやってくる季節になったのだ。 自転車通勤三十分(道悪し)の僕にとって、最近手に入れた透明合羽はまさに友!ちゅうか親友!君は偉い!なんせ服が濡れないもの!Gパンゴワゴワしないもの! オネエちゃんが綺麗な格好で傘さしてヨタヨタ片手運転している横を、全身合羽で走り抜ける僕は最早マッハの生き物。走る、走るぜ、オイラが走る。 日本全国暴風雨区域の皆様、合羽を纏え! そしてこれから先ゴヲゴヲとやってくる雨・風と戦うのだ。ヲー! ちゅうわけで旅の幕間にちょいと無駄話。 ちょこんと正座でお付き合い下されぃ。 会社の休憩室に謎のパイ発見。 その名も『たこ焼きパイ』。(SE:ババ〜ン) 関西のお客人がドドンと持ってきた謎のお菓子が、今我々の目の前に置かれている。 どうせえちゅうねん!どうせえちゅうねん!(二度ツッコム) ドーム型のその形は間違いなく大阪名物『たこ焼き』を模したものであろう。なんつっても『たこ焼きパイ』だからな。 しかしこの外皮にブツブツと湧いた無数の斑点は一体何なのだろうか。 怖い。 多分コイツは病気なのだ。怪しい斑点が体に湧いて出る病気を持った菓子に違いない。 「・・・・・・」 「・・・・・・」 誰も手を出そうとしない。 だってなんか喰ったら体に斑点出そうだもんな。 しかし「待てよ」と考える。ココは一発、最初に口をつけて、おもしろリアクションを披露すれば・・・・おいしい!おいしいぞ、七海!「怪しい菓子を最初に喰う」こんなおいしいポジションが他にあるものか!コイツぁ笑いの神からの贈り物だ・・・!! 窪んだ入れ物にポコポコと入っている不気味な菓子に手を伸ばす。 皆の視線が僕に集まる・・・・。 「ぱくり」 そして神は降り立った。 「ぬ。なああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 僕は悶えた。 な、なんだこの味ワぁ!! 外はちょいと固めのパイ生地、確かにたこ焼き風味の味がする。 よくよく見れば、あの斑点、なんと青ノリではないか!! 人よ、君よ、何故パイ生地に青ノリを練り込む必要があるのか!?そう、だってソイツは『たこ焼きパイ』。たこ焼きと云えば青ノリだからなのだ!(しかし最近はたこ焼きに青ノリかけているところが少なくなりましたね。青ノリもカツブシも僕には必要ないものですが・・・) あう〜ん。 しかしそれでいて、何故か中に詰まっているのは和菓子の代名詞・アンコ様。 もう意味が解らない。 青ノリの風味と甘じょっぱい白あんの風味が混じり合って、お口の中は炎獄と化す。鬼だ!鬼が来るぞぅ〜! さらになんだかうっすらソースの味なんかもして、もうすっかりこのトリプルミスマッチにやられた僕は、休憩室の床にパタンと倒れ伏すのであった。 「たこ焼き」と「パイ」を一緒に喰う奴はいない。 だから何も「たこ焼き」と「パイ」を無理に一緒にすることなんかなかったんだ。 これは明らかな政略結婚である。きっとそのうち屋敷の中でバタバタ人が死んで、金田一先生なんかが呼ばれたりするんだ。そうに違いない。 物珍しさは天下一品。 是非とも興味のある方は関西に出向いて購入めされ。 でも金田一先生、出来れば僕は「たこ焼き」と「パイ」別々に喰いたいぜ・・・。 口直しに『銀だこ焼きそば』でも喰おう。(お湯入れて三分。マヨがウマイ。しかも銀だこだけあって具にちっこいタコが入っている。う〜ん芸が細けえぜ。) では最後に知りたくもないだろうが、僕の約一週間をご紹介しよう。 土曜日、稽古を終えて深夜『冬ソナ』を熟観。(ちゅうかもう目が離せません。) 日曜日、稽古を終えて深夜『ヴァンパイヤホスト』を檄観。(松田悟志クンの血ぃ吸いぶりに幸せを感じる今日この頃。) 月曜日、仕事を終えて深夜恒例『内P』を笑観。(これを見ているとどんどん駄目人間になって行く。そしてその様が大変心地よいのだ・・・。嗚呼、駄目人間。) 火曜日、仕事を終えて深夜『ぷっすま』を半笑観。(刺すような笑いを引き起こす。) そして水曜日、仕事を終えて帰宅後、そのまま眠りの世界に旅だった。 いっそそのまま帰ってこなくて良かったのに、僕はいつもの目覚ましで目覚め、木曜の晩、コイツを書いている。 明日も合羽を纏い出掛けていくだろう。 会社についてヒラリと降りて、そしていつもの休憩室へ・・・。 嗚呼、一週間はこうしてモヘモヘと過ぎていく。 そしていつものテーブルの上にいつもの『たこ焼きパイ』。 ・・・・・・・ちゅうか、エエ加減誰か喰い終われ!! (来週は旅に舞い戻りますえ。七海、牛の街を歩く!モ〜。) |