其之壱百惨『IN HORROR〜新耳袋と共に夏を生きよ〜』の巻



 8月21日に映画が公開される関係なのか、最近、深夜に『新耳袋』の再放送をやっている。(8月12日現在)
 んんんん〜、た、愉しいなぁっ!!
 他のものが目に入らないように部屋を真っ暗にして、僕はウヘウヘと『新耳袋』を心待ちにしている。
 「おおおおお〜っ!!!に、ニシオカケンゴぉぉぉ!!」
 最早SMAPのライブで叫ぶ木村拓哉ファンの如きテンションで、熱い熱い「ニシオカケンゴ」コール!!(ニシオカケンゴが何者なのか?それは『新耳袋』を見るがいい。ガタガタ震えながら見るがいい!)
 『新耳袋』の何が良いかと云えば、なんと云っても短い時間でサクサク体験出来る恐怖であろう。
 ホラーは設定が少ないほど、純粋に恐がれると思うのだが如何であろうか。
 韓国発某アジアンホラー映画を見に行った際に、後半延々と「何故このような怪事が起きたのか!?その影に潜む哀しい出来事」みてえな昼メロモドキを見せられて、ガツンと一発「ウンザリだよ!」と叫んだワタクシだ。
 ホラーにも人によって様々な楽しみ方があると思うが、僕は「どうせ見るなら『怖さのツボに息つく暇もなくガツンと直球でキメてくれる』モンが見たい!(和モノ求ム!)」タイプだ。某ホラー映画をレンタルで借りてきて、数人でウヘウヘと鑑賞中、「怖いトコまで早回ししてくれ!!」と頑固親父ヨロシク一発唸った話は今でも語り継がれている。
 その点、『新耳袋』は鑑賞中飽きることがない。
 なんせ一話分の時間が短いから、もうノッケからあの世の皆様が登場していることすらある。よし!展開早いぜ!細かい設定もよぅ解らないままに始まる物語は、時に最後まで「んん?なんのこっちゃ?」と解らないままに終わることもある。
 しかしそれもまた良し!!
 ガツンと怖いストライクホラー有り!
 ジワリと汗が浮かぶジメジメホラー有り!
 ウヘヘと笑えるコメディホラー有り!
 ホロリと泣けるジンワリホラー有り!
 まだまだ暑さの続く深夜に、様々なホラーを味わってみてはいかがだろうか・・・。
 (個人的には内山理名出演のエレベーターの話がシンプルに怖くて大好きだ。エヘ)
 そしてやって参りました・・・『着信アリ』レンタル開始ィ!
 (『着信アリ』→自らのケータイに自らの着信履歴。かければ留守電に自らの死に際の音声が吹き込まれている。そしてその通りに必ず死んでしまうという「一度掴まったら逃げられない」系のホラー映画。『死の着信音』が恐怖を呼ぶ!ホラー演出もさることながら、僕は堤真一の男前っぷりに見事にやられていた。主演は柴咲コウだよ。)
 映画館の大画面で見た際には「んんん〜〜、こ、コレは良い!!良いぞ!!」と絶賛していた僕だが、果たしてウチのチッコイTV画面で見るとどうなるのか・・・?ホラーはそのあたりがとても難しい。やはり体も精神も逃げ場のない映画館で味わうのが一番贅沢なホラーの味わい方なのかも知れない。
 ちなみに僕の友人は、『着信アリ』観賞後、一人暮らしの家電の番号が自らのケータイに着信履歴として残っており、「だ、駄目だ!俺死ぬんだよ!!死んじゃうんだよォ!!」と、かなり劇的に悲壮感を漂わせていた。
 「行ったら死ぬよ!死ぬんだよ!!貴様俺を殺したいのかっ!?」と叫ぶソイツの襟首を掴んで一人暮らしのマンションまで引きずって行ったところ、ソイツのお母さんがニコニコしながら家で夕飯の支度をしていた。(笑)
 怖いからと聞かなかった留守デンの内容は、「ご飯作っておくから、食べないで帰って来てね〜」というメッセージ。
 ナメてんのか、テメエ!!聞け、メッセージを!!
 見た目はガラが悪いが、実のところけっこうなお坊っちゃん育ちの友人は、安心のあまりヒィヒィと泣きながらお母さんのこさえたシチューを啜る。
 そこで僕は気付いた。
 「ああ!!ギャグで怯えてたんじゃなかったのかっ!!」
 すかさずインゲンが飛ぶ。
 んん〜、何事も自分の物差しではかってはいけないな。
 勉強になったぜ・・・!!カリポリ。
 「エッェッ、ウグウグ・・・・」
 どうでもいいが、俺の前でメソメソ泣くんじゃないッ!!(怒)真珠のような涙を浅野温子並みにポロポロこぼすんじゃないッ!!はい、ついでにお母さんに甘えないッッ!!
 生で見るマザコン坊ちゃんは、ある意味大変な恐怖であった・・・。


(最近あったホラーな出来事@気が付いたら、通常12〜3人はウロカラしてるハズの会社の事務所にたった独りでした。こ、コエエ!!みんなどこに行ってたんだ、一体!?僕に内緒で美味しいモノでも食べていたのか!?A中古で手に入れたバイオハザードのガンモードは通常のバイオの約5倍くらい怖ェ!ワシが云うんだから間違いネエ!アナログコントローラーと共にブルブル震えました。)