| 其之壱百獅拾貳『七海、ダブルパンチを喰らう』の巻 |
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髪を切れば思い出す。 あの日、あの時、あの瞬間、君はこう云ったっけね。 「君って男顔だね」 と・・・。 そして次の瞬間に、僕のつま先は君の頬にめり込んでいたんだっけね。 ああ・・・あの時の君・・・、よく、飛んだ、なぁ〜。 (以上、回想) 「夏なのでショートにしてくらはい!」と美容院のオネイちゃんに云ったら、いつの間にか猿にされていた。 きっと僕は「ショート」と云ったつもりが、「夏なので猿にしてくらはい!」と叫んでしまったに違いない。 僕がホクホクと『女性自身』を読んでいる間に、オネイちゃんは僕を猿にすべく頑張ったのだ。 そしてその苦心の結果、僕の髪型は「役者が猿の役をやるとしたらきっとこんな髪型のカツラを装着するんだろうな」という塩梅の猿型に見事変身を遂げたのだ。 嗚呼、オネイちゃん。 アンタの腕は確かだぜ・・・! ただ一つ・・・今回の僕の役は「猿」ではないのが残念だ。 いっそ演出に直談判して僕の役の設定を「猿」に、そして台詞を全て「ウキウキウッキ〜」にしてもらったほうがいいのか・・・? 勿論衣装は赤のオーバーオール、手にはバナナだ。 ノミを潰すぞ、ウッキッキ〜。 ハナもほじるぞ、ウッキッキ〜。 天才チンパンジーパンくんの地位を脅かすのは、間違いなくこの僕、七海であろうことをここに宣言しておく・・・!!(ババ〜ン!) しかし。 なにはともあれ市民・県民税である。 嗚呼、あの魔の紙の束よ・・・!! ある日突然ポストの中に出現するアイツが今年も僕を直撃したのである!! 「ぬうう・・・!!!貴様(市)に何もしてもらったことのない俺が、貴様(市)に払ってやる金なぞないわ!!住んでやってるだけ有り難てえと思え!!勝手にゴミ袋替えやがってコンチクショウ!!」 などと叫んでみても、払わなければアイツ(督促)がやって来る・・・! 「チクショウ、コイツ、銀行とか郵便局でしか払えないから面倒くせえんだよ!!平日働いてるオイラの身にもなってみろっちゅうの・・・ぬう、こ、コレは・・・!?」 『コンビニで市税・国保税が納められます』 「・・・・・・・・払いやすくなりやがってコンチクショウ!!!(涙ぶわぅ!)」 第一期の期限は6月末日・・・って今月だぜ、コンチクショウ!!(ボワブワゥ!!) 僕は泣く泣くコンビニで市税・県税なる「だからコレ、一体何に使うの?」的なお金を支払うのであった・・・。 怖るべし税金・・・ッ!!! 髪パツパツの猿は、税金のお客様控えを前に、ただただ「んあ〜」とヨダレを垂らすのであった。 (講座振り替えにするのがなんとなく悔しい僕は、こうしてコツコツ自らの財布から払っています。・・・・・・・なんの意地だ!?) |