| 其之壱百獅拾蜂『俺VSインド人〜テンデナッテナイヨ!〜』の巻 |
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先日、3000万円を支払って室内を念願の『宇宙生活』にリフォームした花鶏(DS内の我が家)であったが・・・。(もとは和室) 黒柴犬の蓮がどうにもこの環境に馴染まず、元気を無くしたシヨシヨ犬と化してしまったために急遽『木のぬくもり溢れるカントリーハウス(250万円也)』にリフォーム返しを決断。 すっかり元気になって、尻尾ふりふりしながら歩き回る蓮を前に、飼い主、目をシヨシヨさせながら一人うなだれるのであった・・・。 嗚呼っ、眼下に広がる青き惑星地球へのロマンが!! 窓の外に見える無数の星たちへの憧れが!! 時折聞こえる「ヒョヒョヒョヒョヒョ・・・・」というわけのわからん宇宙音の楽しみが!! どんだけデリケートやねん、蓮!!(爆) 真司は「はふはふ」云いながら遊び回っていたが!?・・・いや、あの赤犬の場合、部屋の模様が変わったことにすら気付いていなかったに違いない。 所詮、閉所恐怖症の飼い主のもとに生きてきた黒犬だ。 閉め切られた宇宙空間よりも、緑と風の開放感溢れる地球上を選んだか・・・!! くぅう・・・!! こうして我々は、宇宙飛行士野口さんと共に再び地球上へと降り立ったのであった。 嗚呼、ディスカバリー・・・。 先日、人がカレーを喰った話を聞いてすっかり羨ましくなった僕は、辛いものが大の苦手という生き物を伴ってインドカレー店へ出向いた。 「イラサイマセ。イラサイマセ」。 本場インドの方が僕らを出迎える。 店の中はほんのり薄暗く、スパイスの匂いが鼻をビシビシ刺激。ん〜、インドだ。 「とりあえずナンとカレー、ラッシーがあればそれで良し!サフランライスはいらん!」 頑固親父根性丸出しでメニューを開けば、Aランチというのがどうやら良いらしい。 2種類選べるカレーは定番のチキンカレーとキーマカレーを選択。 一方辛いモノが苦手な生き物は、オーダーを取りに来た店の人に、 「どれが辛くないですか?」 と質問。 インド人答えて曰く、 「ドレモカライヨ!!ドレモ!!」 そりゃそうだ。カレーだもの。辛いの基本だもの。 「いや、もうこういう時はチキンカレーにしとけば間違い無し!チキンにせえ!」 と、インドカレー店先輩の身分からガッツリアドバイスすれば、 「じゃあ、マトンカレーで」 俺、無視される。(爆)俺の、俺の、俺の話を聞けェ〜と歌う。 以前「とろろを喰う際には胃がかぶれないように、事前に牛乳を飲まなくてはならない」という僕のホラを信じ、「このうどん屋にはどうして牛乳が置いていないのか!」と一人憤慨して周囲のご老人にポカ〜ンとされたことをまだ根に持っているのだろか? しかし今回は本当だ・・・!! 声を大にして云おう。 「チキンカレーは旨い!!」と!!(SE:ババ〜ン) ところで、食べ物が混ざるという現象が嫌いな僕は、ナンとカレー果てはご飯までもを単体で食していくのが好みだ。 カレーはスープのように啜り、ナンはパンの如く千切ってそのまま喰らう。 旨い・・・!! しかしそれを見ていた本場インド人は許さなかった。 僕のこの所行を許しはしなかったのだ。 「オキャクサ、カレー、ナンニツケテタベルトオイシヨ」 「え?ああ・・・僕は別々に食べるのが好きだから、ははは」 「ハハハジャナイヨ!!」 「ビクゥ!な、何?」 「ワタシガオイシイッテルンダカラ、ヤッテミレバイジャネカ!!イジャネカ!!」 「なんで今二回云った!?」 「ゼタイイッショニタベタホガオイシンダヨ!!」 「句読点無しで喋るな!!わかんないだろ!?」 「ダメダヨ、テンデナッテナイヨ・・・!」 あれよあれよと云う間に、インド人に呆れられた僕の立場は一体・・・。 インド人の店員さんは、「こんなヤツ相手にしてらんねぇよ」とでも云うように首を振りながら厨房へと消えていった。 良かった・・・全ての料理が出終わった後で本当に良かった・・・っ。 よもやこんな小さなカレー店で日印友好にヒビが入っていようとは、郵政ガリレオ解散で万歳中の政治家の皆さんには到底想像出来まい。 しかしサッパリした味のチキンカレーは大変旨く、仕上げにラッシーを飲み干して大満足だ。 「じゃ会計を・・・」 口についたカレーを舐め舐めしながら向かったレジで、僕らを待ち受けていたのはあの「テンデナッテナイヨ」インド人であった。 最後までカレーとナンを別々に食べ続けた僕を前に、さぞや不機嫌なんだろうなと思いきや・・・彼は満面の笑みを浮かべながらこう云った。 「アリガトネ!!マタキテネ!!」 さらには、 「トモダチトモダチ!」 コイツ・・・精神安定剤にカレーのスパイスでも舐め舐めしていたんだろうか!? 「解らない・・・インド人が解らない・・・・!」 うまいカレーと不思議インド人の居る店。 是非また行ってみたいものである。 (辛いものがめっきり駄目な友人は水をがぶがぶ飲み、同じインド人に「ヨクノムネ!」と云われていました。(笑)) |