| 其之壱百檎拾七『伝説の勇者降臨〜犬物語〜』の巻 |
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我が家の犬(DS内在住。最近北欧スタイルの部屋に替えました。だってカントリーハウスは冬寒そうなんですもの!窓がなくて吹き抜けてンですもの!!)のアクセサリーを替えた。 まずチワワに(鹿の)ツノを生やす。 ファ・・・ファンタジー・・・!! あんた、何ですか?何の生き物なんですか?炎とか吐く気ですか? 丸い麿眉の上に鹿のツノをニョキニョキと生やしただけで、アッと云う間に異世界生物の出来上がりだ。 こういうのが勇者の足下をトコトコ歩いていたら、きっと誰もが油断する。 しかし我が家のチワワは強い。 もうなんちゅうか、串刺しだ。そのツノでいろんなモンを串刺しだ。美味しいものもそうでないものも、無差別級に串刺しだ。 夜寝る時に、ツノにちょこっと美味しい汁をつけておく。朝起きた時にはイノシシの二頭くらい刺さっている。刺さっているに違いない。 イモ味チワワが、先住者である柴二匹組『ザ・日本犬(←コンビ名)』(ちなみに吉田家の3匹の柴の場合『トリオ・ザ・日本犬』となる。)に果敢にもタックルをかます際、黒犬・蓮と茶犬・真司が串刺しの餌食になりはしないかと気が気ではない。 ある日、DSを開けてみると、右ツノに蓮、左ツノに真司をぶら下げたチワワが、何事もなかったかのようにはふはふと寄ってきたら・・・おおおおおうう、考えただけでも怖ろしい!! 蓮と真司がブラ〜ンとしたまま引きずられてきたら、僕は「んぎょほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお〜い!!」と叫ぶか、はたまた、「アラアラ、うみちゃん、よかったわねぇ大きい獲物を捕まえて・・・って兄じゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」と涙のノリツッコミを披露するに違いない。 尖った頭(実際に尖っているのは頭ではないが)を見せつけて「似合う?どう?似合う?」と僕の前を何度も行ったり来たりするチワワを前に、僕はブルブルと震えるのであった・・・。 ワケのわからない生き物と化したチワワにやられない為に、兄犬たちもカスタマイズしてやらねばなるまい。 とりあえず真司にカウボーイハットを乗せてみる。 ぬう!一気に異世界感上昇だ!! 「あんたら、余所者かい?」とか、話しかけて来そうだぜ真司!! 昔、最愛の人の命をそのツノで奪われた過去を持ち、幻とも云われるツノチワワを狩るべく、その痕跡を追って旅を続けているに違いない・・・ってオマエも余所者じゃねぇか!! 耳と耳の間にちっさいカウボーイハットをのせて、鼻をクンクンさせる様は、まさに「臭う・・・臭うぜ・・・。チワワの臭いがぷんぷんしやがる・・・」とニヒルなアンチクショウ。 おお!!チワワ発見!! ニヒル、チワワ発見いたしました!! 追う!!追うぞニヒル!!得意のジグザク走法でツノチワワを執拗に追うゥ!!! チワワ早い!!っていうかニヒルのそのチョンてのった帽子、一体何で固定されてるんスか?っていうかやはりチワワ早い!!さすがモンスター!!チワワモンスター!! 結局、疲れてへたりこみ、双方痛み分け。 その間、のほほんと窓辺を歩いていた蓮には黄色いキャップをかぶせてみる。 今、僕らが生きるこの世界から、ツノチワワの恐怖に支配された異世界へ飛び込んでしまった「ひょんなことから少年・蓮」。 そこで知り合ったニヒルに「一緒にツノチワワと戦お〜」と誘われるも、「眠いから寝う〜」と戦線離脱。 勇者ぁ!!異世界から舞い降りた勇者ぁ!! あんたがこの世界変えないと駄目でしょうがぁ!! ニヒル諦めきれず、スヤスヤ寝てる少年にタックルゥ!! 「目醒めよ少年!この剣を取れ!」攻撃ダァ!! おおっと、少年寝ぼけている。寝ぼけ気味で、そばをトコトコと通り過ぎようとしていたツノチワワさん(板橋区在住。深夜にコンビニに行くのが日課。)にタックルゥウウウウウウ!!! 「きゃぅ〜ん」 た・・・倒した? チワワ倒したアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!伝説の勇者様の降臨じゃああああああああああああああああああああああああいいいい!!! わっしょい!!わっしょい!! 「スゥ・・・」 ・・・って寝た!! 勇者寝たァ!!おねむだ!!おねむの勇者様ダァ!! こうして異世界はツノチワワの脅威から脱することが出来たのだった・・・。 ぷわぱ〜。(←EDの音楽) ニヒル、遠い目で「仇はとったぜ・・・」って、別にオマエの働きじゃネェしな!! 少年勇者がひとときの休息を味わっている間、異世界にはまた新たなる脅威が生まれようとしていたのであった・・・!! ら・・・ライオンチワワァ!!(ライオンヘアーをかぶったチワワ) (ハハに我が家の三匹の犬の話をすると、決まって「まぁ!!あんた、そんなにどうやって養っていくつもりなの!!」と云われます。) |