其之壱百鹿拾迩『人格改造犬』の巻



 チワワ(DS内在中)が人格改造をされてしまいました。
 「やめろ〜ォ。やめろショッカ〜」と云ったかどうかはともかく(それは改造手術)、あの兄犬を薙ぎ倒して生きてきたチワワが・・・事もあろうか甘えん坊さんになってしまったのダグアハァ!!(血を吐く)
 ポカンと口半開きで宙を見てるチワワ。
 ホテホテと呑気に歩いていて兄犬にタックル喰らうチワワ。
 兄犬の巨体の前に(っていうか貴様が小さいのだが)飯を喰い損なうチワワ。
 嗚呼、チワワ、チワワ・・・。
 チワワァ!!貴様、そんなキャラではないだろうアァ!?(激怒)
 「あにょね〜僕ちっさいのぉ〜」とヘコヘコ近づいてきて、相手が気を許した隙に「ウロアコンシャバァ!!」と足に喰らいつく闇の生き物だっただろう!?口の周りはいつでも真っ赤、だろう!?(そんな設定はネェが。)
 ああ・・・それが今では兄犬たちの遊びの輪にも入っていけず、周りをクルクル回る気弱なチワワを見て、飼い主はただただ泣き濡れる。
 それはある日のことだった。
 いつもは僕をも引っ張る勢いで元気に散歩するチワワの様子がどうもおかしい。
 地を見つめペコペコ歩き、度々止まっては首の辺りをカッカカッカと足で擦る。
 「ん・・・?この様は・・・どこかで見たことがあるぞ・・・?」
 弟どもの出来た今でこそ上手に散歩出来るようになったものの、かつて一人っ子だった黒犬蓮がこのような「三歩進んでしばし休む」的散歩スタイルであった。
 「こ、これはまさか!!」
 そしてその怖ろしい予感が決定付けられる出来事が・・・。
 『キミのチワワはかなりの甘えん坊だね。しっかりかまってあげないとね。』
 ・・・・今、なんと?
 ワンダちゃんの飼い主さん、アンタ、今なんと云わしゃりました?(大奥〜華の乱〜)
 甘えん坊ですホォ!?
 時折、黒犬蓮と赤犬真司がこう云われることはあったが、よもや数日前まで『キミのチワワはかなりやんちゃだね。子犬はこれくらい元気があったほうがいいかもね。』と近所でも評判のチワワが・・・ッ!!
 近所の犬と仲良くなれば、コニー(シェパード)にすら上を取ろうとしたチワワが・・・。
 おおう。そりゃ桂昌院も春日の局の幻見るっちゅうねん!!
 信子も廊下にロウ塗りたくるっちゅうね〜ん!!
 「お匙を〜!お匙を〜!」
 程なく回復するであろうと思われた甘えん坊チワワだが、数週間経った今でも、相変わらずお口半開きの甘えん坊かつ淋しん坊の名を欲しいままにしている。
 ・・・・・・・・冬だから?
 ちょっとセンチなとある冬の日。
 ・・・ああ、目を離しているうちに蓮がやきいもを喰ってしまった・・・ッ!!


(とうとうこのわたくし『どうぶつの森(DS内)』に本格的に棲みはじめました。我が心の友、半目黒猫のビンタ君を探し求めて一ヶ月・・・。ついに憧れのビンタくんと共に生活することが出来申したァ!!クハァ!!木の実、ほんとはサクランボが良かったけど、妥協して桃に。村は雪景色です。蜂に二度刺されました。)



A Theatrical Campany yakoudou