其之壱百八拾久『足跡テクテクフリートーク』の巻



 最近、TVで『妖怪大戦争』を放映していたが「ここで終わったらオチが見えないじゃないか!!」という怖ろしい場面でカットされていてほとほと参った。
 水木大先生の出演シーンなんかEDの合間に使われていて、もうなんのこっちゃかまるでわからん。
 TV版だけを見た人は、きっと神木が真の麒麟童子になったのだと思われるだろうが、その後神木は大人になって津田さんになるのだ。
 是非とも完全版の放映を希望する。

 朝の四時ほどにふっと目を醒ましTVを付けたら、DVDBOXや愛蔵版の発売を記念して放映されていた『るろうに剣心』をうっかり目にしてしまった。
 な、懐かしい・・・!!
 『るろ剣』と云えば、僕の愛するキャラは比古清十郎だ!!と稽古場で宣言したところ、非常に微妙な空気が流れ幾分か哀しい気持ちになった。
 剣心のお師匠さんの!!長髪で!!大人で!!マントの襟んとこがとんがった!!ふっと消えたかと思ったら次のコマで、相手の振るった獲物の刃に足をつけて逆さまに現れた!!あの人なんだァ〜・・・!!!
 当時ジャンプ本誌で『るろ剣』を読んでいた僕だが、お師匠さんが出てくる話だけはコミックスを購入。
 そう云えば、『ドラゴンボールZ』もベジータがピンクのシャツでラフに現れた衝撃のシーンだけはコミックスを購入し、熟読したものだった。
 懐かしいナァ。

 抱き枕を探している。
 と書けば、青い鳥を探しているチルチルミチル的ファンタジー要素を醸し出せるだろうか。
 否。
 デパートの雑貨売場で独り、抱き枕を横抱きにしてみたり、足に挟めてみたりしている、傍目に見れば精神的にちょっとアレな僕がそこに居るのみだ。
 何のことはない、僕は自分にピッタリ合う理想の抱き枕を見つけだそうとしているだけであり、「自分に合う抱き枕を探す」ということはつまり、実際に抱き枕を抱きしめる他に術はないわけである。
 しかも僕が欲しいのは、足までのっけられる長い抱き枕である。
 雑貨売場の片隅で抱き枕を足で挟み、ひとり魔女宅。
 「飛べ・・・飛べ・・・飛べ・・・」ビヨ〜ン。
 「あれはわしの貸したモップなんじゃぁ」。
 抱き枕はどうした・・・?

 偶然見ていた番組で『西遊記DVDBOX化』の話を聞いた。
 何ィ!?
 内村さんの河童姿に毎週メロメロと脳髄をとろかしていた僕は、「西遊記のDVDが出たらうっかりBOXで買ってしまうに違いない」と耳から脳味噌を出しながら呟いていた。
 ついに・・・ついにその時が来たのでございますね・・・!?
 目をキラキラさせながらTVを見つめる僕の目に飛び込んできたものは・・・。
 「き・・・岸辺・・・?」
 河童の岸辺。
 というかむしろ、岸辺が河童だ。
 ということは・・・。
 「ま、マチャアキイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」
 DVDBOX発売が決定したのは、どうやらマチャアキ悟空版『西遊記』であったらしい。
 この勢いで是非とも早めに慎吾版『西遊記』をDVD化していただきたいものである。
 ・・・クゥ!!


(三津田信三の本が早く小さくなりますように・・・)