其之弐百弐拾漉『怖すぎる…』の巻 |
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三津田信三新刊発売…! 待っていたよ…待っていたんだよ三津田さんよぅ…! その名も『スラッシャー廃園の殺人』。僕も震える猟奇殺人事件である。 …怖い…!深夜なんかに読まなきゃよかったっちゅうくらいブルブル震えた。あのほんの少し開いたカーテンの向こうに…あのクローゼットの扉の向こうに…黒いアイツがいるんじゃないかと、自らの脳内で発生した妄想に怯える。ベッドに寝転んで読んでいたのだが、壁のほうに寝返りがうてないぜ…!何故なら背中をフリーにすると、アイツが現れるからなんだぜ…! あまり語るとネタバレになってしまうのが口惜しい。 途中怯えながらトイレに出向きつつ…ようやく辿り着いた最終ページ…。 「だ…だまされたああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 何をだまされたのかは、やはり云えぬ! だがしかし、僕は確実にだまされたのだ…! 本のオビを見る。 『怖くて、だまされる』 おおう…。 怖すぎてだまされた…! だまされたぜ三津田ァ!(深夜に絶叫) そしてすげー怖かったぜ三津田ァ!!(さらに吠える) オチに至るまでの物語が怖すぎて、逆にこのオチにツッコムどころか安心感を覚えちまったぜ三津田ァ!(感想も述べてみる) 日本の民俗学だろうが猟奇殺人だろうが、やはり三津田は僕の心のツボをビシリビシリと突いて来る。あんた北斗神拳の継承者かっちゅうぐらい突いて来る。 もうこうなかったら、僕は「あべし」と云って伏すしかあるまい。 三津田信三…恐るべし! 夜中わけあって寝てはならぬ方、そういえば最近怯えてないなぁ…という方、是非とも深夜に三津田をお読み下さい。 おススメです。 先日我がハハが脳ドックと云うものに行ったようだ。 脳が輪切りで見られるのだそうだが、それを撮るためにグオングオン鳴るチクワ的医療検査器具内で、ピクリとも動かず三十分を過ごさねばならないようだ。 …恐ろしい。 閉所恐怖症である僕には、狭いところで動けないなんちゅう状態は、まさに蛇のナマゴロシ、「ええい、武士の情けじゃ、今すぐ殺せィ!」的心境である。 僕はチーチクのチーズになれない人間…まるごとバナナのバナナになれない人間…ソーセージアゲパンのソーセージになれない人間…。 だって人間だもの。ソーセージにはなれないよね…。(泣き言) そのことをハハに訴えれば、「大丈夫よぉ。何かあった時のためにね、右手にボタンを握らせられてて、押せば助けてもらえるんだからー」とハハは笑う。 しかしその後の一言が怖かった。 「だけど、右手痺れて動かなかったのよね…」 ヒィイイイイイ! 人間ドックの聴力検査部屋ですら、僕をプチ過呼吸におとしめたというに…チクワは無理!チクワは無理だ! オレがチーズならニョロリと出てやる! しかし世の中には、僕のような症状を抱える者も多いようで、検査前の問診には閉所恐怖症かどうかのチェック項目があるようだ。 それにチェックしたら一体どうなるんだろう。 目の前に小さな小窓でもあけてくれるんだろうか…。そしてそこから医療スタッフの操る指人形が顔をだして、僕に脳の話をしてくれるんだろうか…。 あれ?あの指人形…脳がまるだしだよ…ヒィ!(妄想) ハハが語ってくれた海苔巻きの具のような体験は、僕の心に大きな爪痕を残して行ったのだった…。 生まれ変わっても、海苔巻きの具にはなりたくないな、と思ったものだ。 (今クールのドラマも最終回間近ですが、気がつけば『セクシーボイスアンドロボ』と『ライアーゲーム』しかまともに見ていませんでした。しかし『セクシー…』は僕的にかなり面白くツボでした。) |