其之弐百死拾『眠りの世界』の巻



吉田さんが寝ています。
すやすや寝ています。
手のひらが表向いて開いていたので、とりあえずお手をしてみます。
・・・それでも吉田は起きません。
ついでにおかわりもしてみます。
・・・それでも吉田は起きません。
お手した手を動かしてみます。
・・・やはり吉田は起きません。
朝はほんとに起きません。
時々まぶたがビクビクビクーと動きますが、何かおいしいものの夢でも見てるのでしょうか。それとも何かに追われているのでしょうか。熱いおでんを持ったダ○ョウ倶楽部とかに・・・。
あまりに起きないので、よちさんの目の前に丸いフクロウのぬいぐるみを置いてみました。
そしてさらに丸いパンダ二体も並べてみました。
丸いパンダ二体と、丸いフクロウに囲まれているとも知らず、吉田は寝ています。あまりに面白かったので、写メってやります。
ピロリロリーン。
しまった!ケータイは写真を撮ると音が出るのだ・・・!起きてしまうか!?
いや、そんな心配は無用です。
吉田は一切がっさい気付かずに寝ています。気付かないにも程があります。
寝過ぎです。もう九時です。

内山さんには伝説があります。
読み途中の漫画に指をはさんだまま、寝ていました。
静かにコ○ンを読んでいた内山、あまりにも静かなのでふと見れば、「私ぁ、ここまで読んだんでしゅ〜」という格好で熟睡中。いつだ!?一体いつから寝ていたんだ?!
誰も知らぬ間に眠りに落ちる事に関しては天才的な内山さん。
本人にすらコントロール出来ない夢魔に、ひょいひょいとためらいなくついていってしまうに違いないのです。
吉田さんは、つき合いが長くならないとなかなか人前で熟睡したりしませんが、内山さんはおそらく誰といてもどんな状況でも深い眠りに落ちてしまうので、お母さん心配です。
一番新しい話では、某健康グッズの上に座ったまま眠ってしまったとか・・・!
何故だ、何故そんな状況で眠れるのだ、内山良子!?
布団の中で自分のベストの寝位置を見つけるまで眠れない僕からしてみれば、君はまるで奇術師のようです。超魔術です。眠り会のミスターマ○ックです。
あまりにも眠りが深すぎて、目覚ましをクラッシュしてしまう内山に、とある日の吉田が云いました。
「セットした起床時間が来ると、床をゴロゴロ転がりながら鳴る目覚ましがあるようだよ。動き回るから、起きあがって止めないといけないのだ」
成る程、それは凄い。
起床時間になるとプロペラが飛んで、それを拾って本体に差し込まないと鳴りやまない目覚ましもあるそうだから、それらを是非購入し、朝すっきり目覚めていただきたいものです。
何かの雑誌で読んだのですが、三十代と云うのは女性の人生の中で、一番活発的というか、あまり眠らなくても活動的に過ごしていける時期なのだそうです。
嘘か本当かはわかりませんが、とりあえずそれを内山に伝えてみます。
「うそ・・・。私違う・・・。眠くてしょうがない・・・」
・・・ならば君は、眠り年齢が物凄い若いか(確かに十代の頃は阿呆ほど眠っていたような気がする)、もうすぐ臨終を迎えるほどに老いているかのどちらかなのでしょう。
眠りに誘われて、そのまま石がたくさん積んである川べりまで行かないよう、お気をつけくだされ内山様。(それでも公演の日にはちゃんと起きてモーニングをモグモグ食べているのだからたいしたものです)

余談ですが、吉田さんが今ちょっとだけ目を醒まし、自分を囲んでいる丸いぬいぐるみたちを見て、「ああ〜!丸いのいる〜!丸いの丸いのかわいいな〜・・・」とうわごとのように云って、再び御入眠されました。まだ寝る気です。

私事ではありますが、先日あまりにも寝付けないことがあり、午前三時ほどまで苦しんだ挙げ句キレて云った一言がコレです。
「ドリ○ル、買ってこいヤー!!」
・・・高田?(しかも誰に向かって・・・?)


(先日、ちっさい猫がビンミルクを悪い顔をしながら必死こいて飲んでいるポストカードを見つけました。レジに持っていくと、おねえさんがニヤニヤと笑っています。何だコンニャロウ!俺が可愛い猫のポストカードを買うのがそんなにおかしいってのか!!やんのかコラ!!と思いつつも大人しく購入。僕がレジを離れる直前おねえさんが一言、「か、かわいい・・・ッ!!」。密かに猫たちに悩殺されていたようです・・・。)