其之弐百御拾御『七海家大晦日物語』の巻 |
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正月であります。 あけましておめでとうございます。 などと書いている今は、まだ2007年であります。 子年の調子は如何なものでありましょうや? 取りあえず早いところ止まれ原油高よ!!ババーン! しゅみこべは今年ものほほんと日々のあほ話を綴って参りますので、お付き合いの程よろしくお願い致しまするー!るるー! 我が七海家。 昨年の大晦日に買い出しに出てエライ目に遭ったにも関わらず、今年もニョロリと買い出しにやって来た。 本来ならばこの帰省娘一人が途中下車し、予約していたお節を引き取り帰る手筈だったのだが、前日「買いたいものあるからやっばりハハも行くー」という連絡アリ、結局全員仙台でおちあうこととなったのだ。 懲りぬな、七海家…!! 僕の新幹線の時間に合わせて、10時前にデパート前集合だ。 デパート前には既にお客がキューっと詰まっている。デパート内部では朝礼中。一分前に自動ドア前にズラリ並ぶ店員さん一同。 キューっとなっている客の身としては「はーやーくーあーけーろーよー」的な気持ちで一杯だ。 リンゴーンという鐘の音と共に開場!老いも若きも一斉突入である!!ウヲー!地下食品売り場へなだれ込めー! しかし店員たちよ。 「おはようございますーいらっしゃいませー」はいいが、何故にそんな邪魔な場所に立っているのだ…。 エスカレーター降りた場所でカゴを手渡ししているのはいいが、逆にまごついて降り場がかなりの危険地帯だ。婆ちゃん、カゴもらいたくてエスカレーター降りたところで止まっちゃう。 ばーちゃーん! そんなとこで止まっちゃ駄目だよーぃ!婆ちゃんの後ろではエスカレーターで流れついた人々が「うおっ!」と叫んだ後、年末を彩る華麗なサイドステップで婆ちゃんのこと回避しているんだよーぃ! 「うおっ!」ひょいひょい。「んがっ!」ひょいひょい。 …ナイス、人々! 一方七海家、地下二階まで到着すれば、早速買い物開始だ。 肉屋だー!岩手の生肉を出せー!ウガー! 次は干物屋だー!アジとミリンとカレイを包めー!フガー! 「よし!ハハよ!これで終いか!?」と問えば、「お終いよー」との答え。すわ!会計ッ!! 昨年の大晦日買い出しにて、会計をするために長蛇の列に並んだ挙句、ナンバーカードを渡されて「はいっ!24番のカードの方!ここッ!ここのレジで会計じでぐだだび!(←案内係氏も必死)」とモミクチャ具合を味わった身としては、出来うる限り空いているうちに会計を済ませたい…ッ!(切望) ハハよ!会計は手薄!今こそ好機なりー!!って振り向いたらいネェエエエエエエエエエエエエエエエエ!! 「じゃあねーしらすを50グラムー」 ハハ、しらす売り場で引っ掛かっておる…!(爆) ハハによるしらすゲット大作戦後、無事ガラ空きの会計を紙幣を握り締めながら通り抜け、地下二階での買い物終了ッ! 息付く間もなく地下一階へ移動の七海家だ。僕たちに休息の間は無い。 生鮮売り場地下二階に比べ、お惣菜中心の一階は比較的空いてはいる。 とある惣菜売り場に爺さんがフガフガやって来て、「重箱持ってくるから、それに惣菜詰めてくれんかー!」などと無茶言いをしている。 爺よ…大晦日の売り出し中にあまりにも無謀なそのチャレンジ、一体何処で思いついてしまったのか…。 流石にそんなことを許しては惣菜店もやっていけぬ年末、断られた爺はシヨシヨとその場を去って行った。 来年は是非とも爺には、御重と菜箸を持参し、買ったその場から自らの手で移していっていただきたいものだ。 その後、無事予約していたお節を受け取った、かなり順調な大晦日の七海家は、少しばかり早い昼食をデパートの蕎麦処にて…。 父!ざる蕎麦!ドドン! ハハ!冷やし五目うどん!葱ヌキ!ババン! 僕!冷やしオロシなめこうどん!シュッワー! 三名中二名蕎麦拒否! さらに親父殿に至っては、「ワシ、昨日も一昨日も年越し蕎麦食べた」とご機嫌だ。 父よ…昨日と一昨日分は『年越し』蕎麦ではない…。 ハハが12時24分のバスで帰ると言っていたので、ゆったりのんびりと長いモノを啜る我々。時計をチラリ見れば、11時20分だ。うむ、あと一時間、余裕である。 「ハッ!今何時!?」 いきなりどうしたハハよ? 「20分!?11時24分のバスに乗れるかも!行きましょ!」 …エエー! デパートを無事出られたとしても、バス停までは少し距離がある。とても間に合う距離とは思えぬが…。 急に慌ただしくなった七海家、身仕度整え、会計済ませ、デパート飛び出し、アーケードを駆ける!ハハを連れているのでヨチヨチ駆ける! 「遅れろ!悪天候でバス遅れろ!」と呪いの言葉を吐きながら…。 間に合うか、七海家…! ブロオオオオオオオ…。 結論から言えば、七海家、間に合わなかった…。 角を曲がったところで見えたバス停、無情にも一時間に一本の高速バスが旅立つところだった。 「ふあー!ま、待ってー!」と叫ぶも、バス停までは直線300メートル。運転手さんも気付かんだろうて。 かくして年末の七海家、仙台でサ○エさん一家と化す。 走り去ったバスを見ながらハハが呟く。 「お腹一杯になって残したうどんをお父さんに食べさせてないで、時間確認すればよかった…ッ!」 この日一番のオモシロコメントであった。 (帰省時に乗った新幹線で、左二の腕にアオタンをこさえました。それというのも、少しばかり通路にはみ出た二の腕に車内販売カートがガーン突っ込んだためであります。車内販売嬢よ、左腕が座席からはみ出ていることを身を持って教えてくれてありがとう!「痛ッ」と言った僕を無言でスルーしてくれてありがとう!いや、流石は教育が行き届いていらっしゃる!しかし一言だけ言わせてくれ。アンタ…通路挟んで僕の反対側に座ってた人の飛び出た肘を避けようとして僕に当たったじゃろ?!なあっ!?正直に言えや!謝れや!アテ逃げやぞ!コルア!←血がたぎってきたようです…) |